常設作品

フライングマン・アンド・ハンター

森北伸

作品について

集落のようにそれぞれの展示棟が点在する十和田市現代美術館では、建物同士の間にできた屋外スペースにも、意外な形でアート作品が展示されています。森北伸は、まるでビルの谷間のような三角形のスリット状の空間に、二体の人物で構成した彫刻作品を設置しました。そのうちの一体は、建物の間で手足をつっぱるように広げ、滑稽な姿で空を飛んでいます。もう一方は、そうした様子をユーモラスな仕草で橋の上から眺め、彼をつかまえようとしている風にも、また、嘲笑っているかのようにも見えます。上空を見上げなければ発見できないこの作品は、時々刻々と移り変わる空の表情と建物の白さを同時に取り込み、ダイナミックな世界を堪能させてくれます。作品は黒い小さな鉄板の断片を溶接でつなぎ合わせることで構成されており、光の強弱によって様々な表情を見せます。森北は、絵画や彫刻、インスタレーションなど多岐にわたる形態の作品を制作し、独特の不思議な世界へと観る人を導きます。

アーティスト

森北伸 (日本)

1969年生まれ、愛知出身。愛知県立芸術大学卒業。愛知在住。

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1969年名古屋市生まれ。十和田市現代美術館では、展示室が分散配置されることによってできるビルの谷間のような不思議な中庭の中空に、四肢をのばして浮かぶ人型の彫刻と、それをユーモラスな仕草で眺める人型の彫刻を制作しました。上空を見上げなければ発見できないこの作品は、時々刻々と移り変わる空の広さと建物の白さを同時に取り込み、ダイナミックな世界を堪能させてくれます。

常設作品

アート広場

ストリートファニチャー