無事に終了いたしました
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
1967年生まれ。東北大学大学院工学研究科教授。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2008の日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013の芸術監督、「インポッシブル・アーキテクチャー」展、「Windowology」展、「Quand la forme parle」展などの監修などをつとめる。2014年の芸術選奨新人賞を受賞。『モダニズム崩壊後の建築』(2018)、『建築の東京』(2020)、『装飾をひもとく』(2021)など、著書多数。
鷲田めるろ(わしだ・めるろ)
1973年京都市生まれ。十和田市現代美術館館長。東京大学にて西洋美術史を学ぶ。開館5年前に金沢21世紀美術館建設事務局に着任、同館の立ち上げに関わり常設作品の設置などを担当。2004年の開館後、「妹島和世+西沢立衛/SANAA」(2005)や「金沢アートプラットホーム2008」、イェッぺ・ハイン(2011)、島袋道浩(2013-14)の個展など数多くの展覧会、プロジェクトを企画。金沢21世紀美術館在籍中、第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーターに選出される(2017)。2018年独立し、フリーランスキュレーターとして、あいちトリエンナーレ2019キュレーターなどを務める。2020年4月より現職。
太田 泰博
1981年7月7日、十和田湖生まれの十和田湖育ち。
Towadako Guidehouse 櫂でガイドを務める。
2000年、都会に憧れ上京しプロミュージシャンを目指すも大成せず2010年Uターン。
河井大輔 氏(NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会 理事長)と出会い、地元の自然の魅力に覚醒。十和田湖・奥入瀬・蔦の森の魅力を伝えるべく日々奮闘。夜の湖上と森が好き。
神村 恵
振付家・ダンサー。2004年より活動を始める。近年の主な作品に、「Strange Green Powder」(フェスティバル/トーキョー19 プログラム、赤鳥庵、2019)、「彼女は30分前にはここにいた。」(blanClass、2019)などがある。2016年より津田道子とのユニット「乳歯」を始動し、「スクリーン・ベイビー#2」(TOKAS本郷、2020)などのパフォーマンス作品を上演している。
写真:金川晋吾
佐々木 文美
舞台美術家。1983年鹿児島県出身。多摩美術大学 映像演劇学科卒業。FAIFAIメンバー。FAIFAIの様々な活動に加えて、舞台美術担当として、演劇、ダンス、コンサート、展示など様々な企画に参加。
8月23日(日)、2020年度十和田市現代美術館パートナーズ(TAPS)のプレミアムアートツアーとして、弘前れんが倉庫美術館に行ってきました。
美術館スタッフによる美術館の歴史や建築についてのレクチャー後、学芸員によるThank You Memory展の解説を経て展示室を観覧、感想や質問など意見交換会を行いました。
サプライズ抽選会では大いに盛り上がり、その後は十和田市の交流スペースでCafeを営んでいた中野渡ご夫妻のお店「Ripen」、中三内「N40° Coffe Stand + Lab」にて弘前のまちなかを楽しみました。
コロナの影響でTAPS主催のイベントを開催することができなかったため、久々の再会にメンバーの皆様はとても嬉しそうに会話を楽しんでおりました。
コロナウイルス感染拡大防止に配慮しつつ、今後も交流の場を設けていく予定です。
■十和田市現代美術館「TAPS : Towada Art Center Partners」とは
美術館を通じてアートの世界を楽しんでいただけるようご用意した、メンバーシップ・プログラムです。現代アートの鑑賞にとどまらず、アーティストやキュレーター、メンバーのみなさまとの交流プログラムを介し、アートへの理解や関心を深めていただく機会を設けています。
〇TAPSメンバー募集中です。詳しくはこちら。
2020年5 ⽉31 ⽇(⽇)『地域アートはどこにある?』刊⾏打ち上げのレポートはこちら(PDFファイル)。
「地域アートはどこにある?」プロジェクト書籍
来場者4万人突破! 大都市から離れた美術館が多くの来場者を集めた展覧会「ウソから出た、まこと」展。
北澤潤、Nadegata Instant Party、藤浩志という3組のアーティストを迎えたこの展覧会は、作品展示にとどまらず、十和田市の住民を巻き込んだ「地域アートはどこにある?」というプロジェクトに位置付けられていました。
地域におけるアートは住民、アーティスト、行政など様々な関係者とそれぞれの思考が混ざり合って成り立っています。
それは「地域アート」という言葉で語れることなのか。
展示紹介やプロジェクト中のクロストークを収録、十和田という現場の実践と思考の軌跡・論稿を、住民や様々なゲストとともにまとめた1冊です
[書籍]
「地域アートはどこにある?」
サイズ:A5サイズ(240ページ) 並製
言語:日本語
発行:堀之内出版
販売価格:3,500円(税別)
書店販売日:2020年3月30日
ISBN:978-4-909237-47-7
Cコード:C0070 一般 単行本 芸術総記
十和田市現代美術館(編集)、小川 希(著/文)、金澤 韻(著/文)、北澤 潤(著/文)、木ノ下 智恵子(著/文)、小池 一子(著/文)、里村 真理(著/文)、高須 咲恵(著/文)、中村 政人(著/文)、ナデガタインスタントパーティー(著/文)、中崎 透(著/文)、山城 大督(著/文)、野田 智子(著/文)、原田 裕規(著/文)、林 曉甫(著/文)、日比野 克彦(著/文)、藤井 光(著/文)、藤 浩志(著/文)、藤田 直哉(著/文)、星野 太(著/文)、見留 さやか(著/文)、ミヤタ ユキ(著/文)、目[mé](著/文)、山出 淳也(著/文)、山崎 亮(著/文)
取り扱い:十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」、全国主要書店
※オンラインでも販売しております。
お問い合わせ:
十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」
Tel: 0176-22-7789
E-mail: cube@towadaartcenter.com
① 十和田温泉
入浴料大人400円→350円(50円引き)
② 天然温泉 紅葉の湯
缶飲料1本プレゼント
③ ポニー温泉
ソフローズン1杯プレゼント
④ スーパーデイセン湯スパ せせらぎ温泉
ロゴ入り特製手ぬぐい&ペットボトルのお水プレゼント
⑤ 一本木沢温泉
ミネラルウォーター1本プレゼント
⑥ みちのく温泉
入浴料大人360円→330円(30円引き)
特典利用時の注意事項
※企画展開催期間中(1月25日~4月5日)の美術館入館チケット半券1枚につき、お一人様までの特典となります(半券1枚での複数人利用は不可)。
※他の特典とは併用できません。
※券売機がある施設では、券売機で料金をお支払いせず、カウンターに半券をご提示・引き換えをして料金をお支払いください。美術館入館チケット半券は回収されます。あらかじめご了承ください。
① 十和田温泉
<美術館スタッフコメント>
常連客からは、「寒い冬でも家に帰るまでぽかぽか気持ち良い」と人気の温泉。これはお湯に含まれる塩の成分が肌の皮脂やたんぱく質などと結びつくことで、薄いヴェールのように肌を包み込み、水分や熱を保つ保護膜となるためだとか。各種のお風呂は温度差がはっきりとしているため、低温風呂などでは小さなお子様でも気持ち良く入浴できます。ロッキーサウナは、湿度があるため全身に汗をかきやすいのが特徴。きっと疲れも汗と一緒に流れ出ること間違いなしです。
また、湯上り後にくつろげる畳スペースもあり、リラックスした時間を過ごせます。ここでは、親子連れが漫画を読んだり宿題をしたりする姿も見られるそうですよ。
温泉の品質と安全供給、衛生管理、そして居心地の良い空間づくりにこだわっている温泉施設です。
■泉質
ナトリウム – 強塩化物強塩泉
源泉かけ流し
■お風呂の種類
高温風呂、中温風呂、低温風呂、露天風呂、電気風呂、ロッキーサウナ、岩盤浴
■入浴料
大人400円、小学生150円、乳幼児60円、岩盤浴追加400円(入浴券岩盤浴800円)
※回数券12枚綴り4,200円、32枚綴り11,000円
※お誕生日の方は、身分証明書ご提示で入浴料金が無料になります。
■入浴用品
レンタルバスタオル110円、フェイスタオル230円、シャンプー・リンス・歯ブラシセット110円、石鹸110円、ボディーソープミニ200円
■〒034-0084 青森県十和田市西四番町4-6
■TEL:0176-58-5218
■営業時間:6:00~22:00
■定休日:毎月第3水曜日
■駐車場:100台(大型バスOK)
② 天然温泉 紅葉の湯
<美術館スタッフコメント>
5年前にリニューアルオープンした新しい温泉施設。十和田市内だけでなく三沢や八戸といった近隣からの常連も多いそうです。中温風呂はゆったりとできる広さの泡風呂で人気があります。同じく人気の露天風呂は、日本庭園のような造りで、秋には赤く色づいた紅葉を眺めながらゆったりとお湯に浸かることができます。同じく屋外にある茶碗風呂は、全国的にも珍しい有田焼でつくられた浴槽で、より一層身体をぽかぽかと温めてくれます。
無色透明で柔らかな肌触りのお湯は、お肌への刺激が少ないのが特徴です。お風呂上りには、お肌がつるつるすべすべになり、活力も沸いてきます。
また、喫煙室があり分煙対応や空気清浄機が設置されていて細やかな気配りを感じます。
■泉質
アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性高温泉)
源泉かけ流し
■お風呂の種類
茶碗風呂、高温風呂、中温風呂(バブル)、低温風呂、電気風呂、寝湯・水風呂、露天風呂、遠赤外線サウナ
■入浴料
大400人円、小学生150円、乳幼児60円(3歳まで無料)
※お子様の入浴について。7歳(小学2年生)まで混浴可、8歳(小学3年生)以上は混浴不可。
※回数券 12枚綴り1冊4,200円、12枚綴り3冊12,000円
■入浴用品
石けん30円、ボディソープ180円、シャンプー45円、リンス45円、フェイスタオル250円
■〒034-0001 青森県十和田市三本木字千歳森391-4
■TEL: 0176-24-1141
■営業時間:6:00~22:00
※年末年始は時間が変更になる場合があります。
■定休日:年中無休※不定期でメンテナンス休業あり。
■駐車場あり
〇公式WEBページ
③ポニー温泉
<美術館スタッフコメント>
少し熱めのお湯はぬるぬるとしていてまるで美容液のようです。湯上り後でも湯冷めしにくく、お肌の保湿効果も抜群です。また、つるつる美肌になるだけでなく神経症や疲労回復にも効くとのことで地元の方も通っています。
露天風呂からは、田園風景や八甲田連峰を眺めることができます。自然の中でゆっくりと身体も心もリラックスできます。日ごろのストレスもほぐれること間違いなしです。
また、この温泉施設ではラジウム陶板浴ができるのが特徴。いわゆる一般の岩盤浴とは異なり、天然ラジウムの効果で細胞の新陳代謝を活発にし、 身体に自然なリズムをとりもどすとのこと。旅先での疲れを癒すのにぴったりな温泉です。
■泉質
弱アルカリ性単純泉
源泉かけ流し
■お風呂の種類
サウナ・水風呂・打たせ湯・泡風呂・岩盤浴・白湯
■入浴料
大人370円、小学生150円、乳幼児60円、
※公衆浴場として、宿泊しなくても大浴場、ラジウム陶板浴、ドライサウナをご利用可能。
※回数券11枚綴り3,700円
家族風呂料金1時間1部屋1,100円、
露天風呂料金(大人520円、小学生以下260円)
※露天風呂(内湯付)は公衆浴場とは別棟となります。
■入浴用品
タオル・バスタオルセットレンタル料金160円、シャンプー20円、リンス20円、ボディソープ20円、石鹸30円
■〒034-0001森県十和田市大字三本木字佐井幅167-1
■TEL:0176-23-4836
■営業時間:5:00~22:00
■定休日:年中無休
■駐車場あり
〇公式WEBページ
〇公式Facebookページ
④ スーパーデイセン湯スパ せせらぎ温泉
<美術館スタッフコメント>
奥入瀬川の近くにある温泉施設。そして奥入瀬川を泳ぐ鮭にちなんで入浴チケットやスタッフさんたちのユニフォームにはかわいらしい鮭マークが。浴場内部は天井が高く、広々としていて地元客だけでなく近隣からの常連客がたくさん訪れています。塩分が強いお湯は、濁ったモスグリーン色で身体を芯まで温めてくれます。特徴的なのは、ゲルマニウム風呂とトルマリン風呂。末梢血管に刺激を与えることができるので冷え性の方にもおすすめとのこと。ひょうたんの形をした露天風呂は、ぬるめの湯加減で外の景色を眺めてゆったりと時間を過ごすことができます。また歩行湯があるのも十和田市内では珍しいです。
■泉質
泉質:ナトリウム-塩化物温泉
天然かけ流し
■お風呂の種類
ゲルマニウム風呂、トルマリン風呂、低温槽、中温槽(バブル)、高温槽、水風呂、露天風呂、歩行浴槽、サウナ
■入浴料
大人390円、小学生100円、乳幼児無料
※回数券 11枚綴り 3,900円
■入浴用品
入浴セット(シャンプー、リンス、石けん、ハンドタオル)250円
※スキンケアクリームなどもあり。
■〒034-0041 青森県十和田市下前河原188-1
■TEL:0176-22-1112
■営業時間:6:00~22:00
■定休日:年中無休
■駐車場あり
⑤ 一本木沢温泉
<美術館スタッフコメント>
お湯はとろみがあって柔らかく、皮膚の乾燥や冷え性にも効くとのこと。寒い時期にはうれしい保湿と保温効果が常連客からも好評です。人気はやはり露天風呂。庭園を眺めながら、木の温もりを感じる広めの浴槽に浸かると、何とも言えない気持ち良さです。熱すぎない温度と相まってずっと長湯をしていたくなります。サウナにはテレビもあり、ゆっくりできます。
湯上りは、小上がりの休憩室で漫画を読みながらクールダウンを。週末にはマッサージ屋さんを呼ぶこともできます(有料)。また、地元の新鮮なお野菜も販売されているのが特徴。特に毎週土曜日には、ほくほくの甘味たっぷりな焼き芋が販売されているので要チェックです。
■泉質
ナトリウム – 塩化物泉(等弱性弱アルカリ性高温泉)
天然かけ流し
■お風呂の種類
水風呂、浅風呂、中温風呂(バブル)、高温風呂、露天風呂、サウナ
■入浴料
入浴料:大人380円、小学生100円、乳幼児無料
※回数券11枚綴り3,800 円
※毎月26日は『風呂の日』。回数券13枚綴り4,000円で販売
■入浴用品
入浴セット(1回分シャンプー、1回分コンディショナー、1回分ボディソープ、フェイスタオル、バスタオル、ボディータオル)600円
■〒034-0001 青森県十和田市大字三本木字一本木沢93番地3
■TEL:0176-20-1001
■営業時間:5:30~22:00
■定休日:毎月1回有り。※要確認。
■駐車場あり
〇公式WEBページ
⑥ みちのく温泉
<美術館スタッフコメント>
創業50年(みちのく温泉としては30年)をこえ、地元民に愛され続ける温泉施設です。少し熱めで無色透明なお湯は、まるで化粧水のような肌さわり。湯上りにはお肌がツルツルになります。湯口からたくさんのお湯が注がれていて、ざぶんと浴槽に入ると気持ちよくあふれます。熱めのお湯ですが、中央の浴槽が熱湯・中湯・ぬる湯に仕切られているので、自分に合った湯加減で温泉を楽しめます。また、ヴィーナス像が温泉を楽しんでいる人をやさしく見守ってくれています。
美術館からも徒歩で行ける距離です。街歩きの疲れをぜひ癒してみてください。地元客とのふれあいも楽しめますよ。
■泉質
ナトリウム – 塩化物泉(等弱性弱アルカリ性高温泉)
天然かけ流し
■お風呂の種類
熱湯、中湯、ぬる湯、水風呂、サウナ
■入浴料
大人360円、小学生150円
※回数券 11枚綴り3,500円
■入浴用品
ミニ石けん40円、ボディソープ160円、シャンプー50円、リンス50円、フェイスタオル140円
■〒034-0031 青森県十和田市東三番町21-5
■TEL:0176-22-3087
■営業時間:6:00~22:00
■定休日:年中無休
■駐車場有り
〇以前、十和田市現代美術館で取材させていただいたもの。
・入浴する際は、各温泉施設の注意事項をお守りください。
・十分にかけ湯やかぶり湯をし、身体をお湯に慣らしてから入浴してください。
熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがありますので十分注意してください。
・すべての急性疾患、進行期及び重症状態、悪性腫瘍、呼吸不全、じん不全、出血性疾患、妊娠初期と後期などの場合は入浴を避けてください。
・各温泉施設の入浴用品は、備え付けはされていませんが、購入することができます。このwebページでは、基本的に一人日帰り用の小サイズ用を記載しています。他にも各種取り揃えておりますので、詳細を希望の方は各温泉施設へご確認ください。
・各温泉施設の泉温や適応症などは、各温泉施設にてご確認ください。
今回は企画展『冬眠映像祭No.1かいふくのいずみ-インディペンデント・アニメーション、最前線!』にちなみ、アニメーションをモチーフに作品を制作しました。
はじめに企画展示室での鑑賞時間を多く設定し、参加した子どもたちは保護者と一緒にゆったりと作品を鑑賞しました。
作品鑑賞後は、市民活動スペースに移動し、アニメーションの原点でもあるゾートロープ(回転のぞき絵)を制作し、参加者同士で作品を鑑賞し合いました。
ほとんどの参加者が企画展示を見るのが初めてだったため、展示室に入ってすぐ驚きの声をあげるなど、興奮しながら作品を鑑賞していました。
アニメーションが上映されている展示室では、親子や友人間で感想を述べながら鑑賞することで、作品へのイメージや受け取り方の多様さを共有することができました。
作品制作後に、展示室を再度鑑賞しに行く方もいて、今回のワークショップを通して企画展や作品に関心を持っていただけたと思います。
企画展『冬眠映像祭Vol.1 かいふくのいずみ インディペンデント・アニメーション、最前線 ! 』の出展作家であるひらのりょう・ぬQ・最後の手段によるアニメーション制作のワークショップを開催しました。
オリジナルのキャラクターを10個作るエクササイズを行ったあと、参加者自身が考案したキャラクターたちを、ソフトウェアを使って作家たちが動かす様子を参加者に見せました。
その後、展覧会で展示している作品《かいふくのいずみ》で使われているソフトウェアStylyを使い、参加者たちのキャラクターすべてを《かいふくのいずみ》の世界にワークショップ中に登場させました。
参加者の年齢層は幼児から中高年まで幅広かったが、皆さんキャラクターを真剣に考案し、デッサンを描いていました。作家たちがソフトウェアを使って瞬時にキャラクターをアニメーションにする様子に、度々歓声があがっていました。
作ったキャラクターデータを参加者のスマートフォンに即座に転送して共有するなどクリエイションの現場をリアルタイムに体験できる充実した内容のワークショップとなりました。
<講師プロフィール>
Jean-Pacôme Dedieu (ジャン-パコム・デュディユ)
パリを拠点として活動する写真家・ビデオアーティスト。
15年以上に渡って、広告からインテリアデザインや商品写真など、様々なジャンルの写真とビデオの制作活動を続けている。物体・構成・ポートレイトや風景に対してコンセプチュアルな思想を持ってアプローチする方法を展開し、Dazed & Confused Magazineやニューヨーク・タイムズ、ハーパーズバザー・日本版、VOGUE JAPAN (ヴォーグジャパン)、Numéro、GQ Italia、Wallpaper*など、インターナショナルに展開する雑誌や広告での仕事を得る。
また、エルメスやLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)などに注目され、グループ内のHennessy, Givenchy, Moët&Chandonなどののブランドの仕事を受ける他、Adidas、Schweppes、Martini、Laura Mercier、Lancôme、Pastis 51、Georges Smith、Swarovskiなどの広告イメージを担当した経験を持つ。
Jean-Pacôme Dedieu is a French photographer and video artist based in Paris.
For over 15 years, he’s been working in different fields of photography and video, from fashion to interior design and commercials, developing his conceptual approach to object, composition, portrait and landscapes, that led him to work with international magazines and publications such as Dazed&Confused, The NY Times, Harper’s Bazaar Japan, Vogue Japan, Numéro, GQ Italy, Wallpaper*. His work caught the attention of brands like Hermès, the LVMH Group which he had worked regularly for their brands, Hennessy, Givenchy, Moët&Chandon. He has also collaborated with advertising agencies worldwide, creating images for Adidas, Schweppes, Martini, Laura Mercier, Lancôme, Pastis 51, Georges Smith, Swarovski, Société Générale.
※講師instagramアカウントはこちら。
今回は、アートイズと十和田市現代美術館のコラボ企画第9弾として実施しました。
常設展作家の山本修路氏の『松其ノ三十二』をモチーフに作品を制作しました。
ワークショップの冒頭では、展示室に囲まれた小さな中庭に展示されている作品を観察し、説明を行いました。
制作の時間では、松と松の周りの風景などを貝殻や藻、アルミやスパンコールなど、自然の素材と人工物を組み合わせ、オリジナルの「松」を作成しました。制作した作品は、休憩スペース(カフェ)に展示し鑑賞しました。
参加者の中には、中庭に作品が展示されていることを知らなかった方もいて、山本修路氏の作品を改めて知っていただく機会になりました。
正月休みという事もあり、帰郷の機会にワークショップに初めて参加してくださった方が多かったです。
子どもが松の置かれている空間にまつわる物語を大人に説明し、そこから親子の会話が広がっていく様子が大変印象的で、豊かな学びの時間となりました。
アナ・ラウラ・アラエズ氏の十和田市現代美術館開館以来の十和田訪問の機会に、常設作品《光の橋》展示室で作品のコンセプトの一つである「軌道」をイメージしたパフォーマンスを披露していただきました。
当日は、地元の人や一般の来館者など、たくさんの方々がパフォーマンスを鑑賞し、作家本人からの作品の説明や作家としての思いを聴いていました。
作家のパフォーマンスを体験・目撃していただくことによって、鑑賞者に、《光の橋》を従来とは
異なる新しい視点で鑑賞するヒントを提供することができたと思います。
また、質疑応答やレクチャー後のコミュニケーションなどを通して、11年ぶりとなるアナ・ラウラ・アラエズ氏の十和田訪問という貴重な機会を、美術館利用者の方に最大限に楽しんでいただけたと思います。
AKI INOMATA
1983年生まれ。2008年東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了。
生きものとの協働作業によって作品制作をおこなう。主な作品に、3Dプリンターを用いて都市をかたどったヤドカリの殻をつくり実際に引っ越しをさせる「やどかりに『やど』をわたしてみる」、飼犬の毛と作家自身の髪でケープを作ってお互いが着用する「犬の毛を私がまとい、私の髪を犬がまとう」など。
主な展覧会に、 「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」 (十和田市現代美術館、2019)、 「guest room 004 AKI INOMATA 相似の詩学ー異種協働のプロセスとゆらぎ」(北九州市立美術館、2019)、「第22回ミラノ・トリエンナーレ」(トリエンナーレデザイン美術館、2019) 、「タイビエンナーレ2018」(クラビ市内、タイ、2018)、「Aki Inomata, Why Not Hand Over a “Shelter” to Hermit Crabs ?」(ナント美術館、フランス、2018)など。
https://www.aki-inomata.com/
Photo: Hiroshi Wada
見留さやか(みとめ・さやか)
十和田市現代美術館 学芸員
東京出身、十和田在住。高校では声楽を専攻し、大学では教育の観点から美術を学び、テキスタイルデザインを専攻。香川県直島の地中美術館に勤め、その後トータルメディア開発研究所にてミュージアムの教育普及事業やボランティアを担当。
主な担当に「焼山アートプロジェクト」(2016)、「まちなか美術館 東の熊、青い森の幽霊」(2017)、「美術館で学ぼう ラーニング・プログラム」、「ぼくたちわたしたちの小学校美術館」(2017)。アシスタントキュレーターとして、「横尾忠則 十和田ロマン展 POP IT ALL」(2017)、「ラファエル・ローゼンダール: ジェネロシティ 寛容さの美学」(2017)、「十和田市現代美術館開館10周年記念展スゥ・ドーホー : Passage/s パサージュ」(2018) 、「AKI INOMATA Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」(2019)を担当 。
八戸ブックセンターにて、展覧会の内容が収録された記録集の刊行記念のAKI INOMATAさんと本展アシスタントキュレーター 見留さんの対談をおこないました。
八戸市でのトークということで、十和田市現代美術館について特徴などを冒頭で説明し、INOMATAさんが影響を受けた書籍を紹介しつつ展示作品の解説を行ないました。
「展覧会の舞台裏」として、十和田でのリサーチや滞在制作の新作ができるまでの様子、ミノムシの採取と街の人に協力いただいた飼育について、生き物の生態展示を美術館で行うことに関してなど、裏話も含めながらトークを実施しました。
その後、質疑応答の時間を設け、イベント後は、サイン会を開催しました。
トークの中で展示方法や書籍の話を行なったことで、質疑応答の際には美術館での「生態展示」に関しての内容もありました。書籍を閲覧される方も多く、興味を持っていただくことができました。
最も印象的だったのは、高校生からINOMATAさんへ、作品を見た人にどう感じてほしいか、どのような想いが込められているのか、更に現代アートについて質問が出ました。
作家との対話を楽しむことができる、大変貴重なイベントとなりました。
ご参加いただいたみなさま、ご興味を持ってくださったみなさま、ありがとうございました。
INOMATAさんの今までの作品をまとめた作品集の刊行トーク3回目として、八戸ブックセンターで開催させていただきました。特設コーナーも設けてくださり、ありがとうございます。
今回の事業は、アートイズと十和田市現代美術館のコラボ企画第8弾として実施しました。
常設展の作品ボッレ・セートレ『無題/デッド・スノー・ワールド・システム』をモチーフに作品を制作しました。
事業の冒頭では、50年前に公開された未来を想像して描かれた映像作品を鑑賞し、常設展示室では展示空間に何があるか、それが何に見えるかじっくり考えました。
制作時間では、ミラーボールを宇宙の惑星に見立てて、未来の場所(惑星)について考え、ペンやシールなどの道具を使用し、オリジナルの惑星を作成しました。
美術館に初めて訪れた方などもおり、改めてボッレの作品を知っていただく機会になりました。
また、親子で作品に関して話合い、制作の際には子どもが何に関心があるのか作品を通して気づくなど、良い学びが生まれた。
美術館のサポーターも積極的に参加し、賑やかなワークショップとなりました。
\11/17(日)レポート!/
アートイズ×十和田市現代美術館ワークショップ
第7回目『透明なオウチにおひっこし!-やどかりのキモチ-』
十和田市現代美術館とのコラボ企画第7弾として、企画展「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」の作品をモチーフに作品を制作しました。
企画展示室のやどかりの「やど」を観察し、自分ならどんな「やど」に入ってみたいか考えました。「やど」を、ペットボトルやプラスチックの容器、カラーセロファンなどを使用し、オリジナルの「やど」を制作しました。完成後は「やど」に光を当て投影し、みんなで観察しました。
作品鑑賞の時間では、子どもからは「やどかりはずっとやどに入ってるから、家が好きなんだね」などの感想をいただき、やどかりの気持ちを想像して話すことができ、ステキな時間となりました!
ご参加いただき、ありがとうございます!!
街にアート体験の場を広げていくというアーツトワダ中核施設としてのミッションと、サポーター活動を通して、市民の方々が主体的に美術館に関わり、街に関わる場を創出することを目的に、毎月行っているサポーターミーティングから出たアイディアを合わせて形にした、本を介した交流スペース「Books & Becak(B&B)」。
まちなかの魅力的な風景の一つである図書館の屋外スペースで実施しました。
図書館の協力を得て、屋外敷地内にテントを立てて、りんご箱の本棚とワークショップスペースを設置。本棚には現代アートに関するカタログ、サポーターのおすすめ本をレイアウトしました。
ワークショップコーナーでは、アーティスト・淀川テクニック柴田英昭さん考案の「コラージュ川柳」を開催。新聞紙から切り抜いた「ことば」を使って、シュールで創造的な世界を出現させる新しい川柳は、図書館愛好家と親和性があるため採用。今回は、小学生たちが熱心にたくさん川柳を作り出し、大人も含めて場を盛り上げてくれました。
敷居が高いと思われがちな現代アートを人との交流とともに楽しく体験してもらい、美術館を十和田の人にとって身近な場所にしていくことをねらいとしました。
アートを介して一人一人と丁寧に出会う時に感じる多様性に溢れた魅力ある場を、サポーターや当日集まった十和田の人たちと作り出せたのではないかと思います。
企画展『冬眠映像祭Vol.1 かいふくのいずみ インディペンデント・アニメーション、最前線 ! 』の上映会と、ゲスト・キュレーター土居伸彰と出展作家のひらのりょう、ぬQ、最後の手段のトークを行いました。
上映会では、各々の作家が作品の説明をすることによって、展示室で鑑賞するだけでは知ることのできないエピソードや作品のコンセプトなどを知ることができました。
その後、ゲスト・キュレーターの土居さんの司会によって、3組の作家たちの信頼関係やそれぞれの作品に対する敬意などが垣間見え、各々のアニメーションに対する情熱が伝わってくるようなトークとなりました。
NOZ(野澤雄大)
1985 日本 青森生まれ
東京デザイナー学院卒業
展示会・本掲載
2016 デザインフェスタvol.44(東京)
2017 デザインフェスタvol.45(東京)
2018 artbook事務局【Monster】2ページ掲載
2018 Discover The One Japanese Art 2018 (イギリス・ロンドン)
2018 十和田市現代美術館 個展・ライブペイント(日本・青森県・十和田市)
2019 十和田市現代美術館 個展(日本・青森県・十和田市)
2019 artbook事務局【Monster2019】2ページ掲載
2019 シンガポールのグループ展CROSS OVER Vol.18
展示室を舞台に、小説家の温又柔氏、音楽家の伊藤豊氏、本展覧会作家のAKI INOMATAの共演による朗読ライブを行いました。
展示室の作品《やどかりに「やど」をわたしてみる-Border-》をモチーフに小説家の温氏が「カタコトかぞく」というタイトルの詩をつくり、その詩をAKI INOMATA氏と温氏が朗読し、音楽家の伊藤氏がギターや民族楽器などを使用して音楽を演奏しました。
人間の家族の関係性からヤドカリの住まう環境を考察した心地よい朗読と音楽で満たされた空間に、参加者たちは時間を忘れて聞き入っていました。
企画展「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」展の内容が収録された記録集の刊行を記念して、本展キュレーターである金澤韻さんとAKI INOMATAさんの対談を実施いたしました。
金澤さん自身の人間と生き物の関係性の体験談から、「バイオアート」に関して作品の事例を含め紹介しました。
AKI INOMATAさんには、今まで発表してきた作品や今回の展覧会の出展作品に関して、制作過程がわかる映像とともにお話いただきました。
また、まちなか会場として「松本茶舗」で展示している作品や、松本茶舗のご店主たちにミノムシの育成に関してもご協力いただいたことなども話され、美術館とまちなかの関係性なども展覧会を通して知っていただくことができたと思います。
サイン会では遠方からこのために訪れた方もいらっしゃり、作品に関して直接質問されるなど、関心の高いイベントとなりました。
ご来場いただいたみなさま、ご参加ありがとうございました。
AKI INOMATA 記録集
『AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき』
株式会社美術出版社より2019年10月25日発売予定。
現代美術家、AKI INOMATA初の記録集。
美術館では初となる個展、「AKI INOMATA:Significant Otherness(シグニフィカント・アザネス)生きものと私が出会うとき」を記念しての刊行となります。代表作の《やどかりに「やど」をわたしてみる》から、新作の《ギャロップする南部馬》まで、13のプロジェクトを本人の解説と美しいビジュアルで紹介しています。
[記録集]
『AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき』
サイズ:A5サイズ(176ページ)
言語:日英バイリンガル
出版:株式会社美術出版社
販売価格:3,200円(税別)
発行日:2019年10月25日
論考執筆者:
パオラ・アントネッリ(MOMA キュレーター)
温 又柔(小説家)
岩崎 秀雄(研究者、アーティスト)
港 千尋(写真家、映像人類学)
小池 一子(十和田市現代美術館 館長)
金澤 韻(本展覧会キュレーター、十和田市現代美術館 学芸統括)
アートディレクター:吉田 昌平(白い立体)
取り扱い:十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」、全国主要書店
ただいま、カフェ&ショップcubeにて、ご予約を受け付けております。
郵送をご希望の場合は、本体価格(3,200円+税/予定)+レターパックライト代(370円)にて承ります。
お問い合わせ:
十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」
Tel: 0176-22-7789
E-mail: cube@towadaartcenter.com
【トークイベント】AKI INOMATA×港千尋(銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE)
10月28日(月)、銀座 蔦屋書店内 BOOK EVENT SPACEにて、『AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき』の刊行を記念して、現代美術家 AKI INOMATA氏と港 千尋氏によるトークイベントが開催されます。
■日時:2019年10月28日(月)19:00-21:00
■場所:銀座 蔦屋書店内 BOOK EVENT SPACE
■主催:銀座 蔦屋書店
■定員:60名
■問い合わせ先:03-3575-7755
※参加条件・申込方法など詳細はこちら(銀座 蔦屋書店WEBページ)。
AKI INOMATA氏や温又柔氏の今までの作品や取り組み、本展作品を写真や映像で紹介しながらのトークを実施しました。
小説家の温氏の本と作品の関係性の話などを聴くことができ大変貴重な時間となりました。
また、本展作品の一つである南部馬をモチーフにした作品制作時、十和田に滞在した話や、ミノムシを十和田の松本茶舗さんにご協力をいただいて飼育した話なども話され、参加者はより作品を身近に感じることができたと思います。
野村誠(のむら まこと)
作曲家、ピアニスト、鍵盤ハーモニカ奏者、瓦奏者。京都在住。京都大学理学部卒業。8 歳より独学で作曲を始める。ʼ 96 年、鍵盤ハーモニカ・オーケストラ” P-ブロッ” を結成。イギリス、インドネシアを筆頭に、様々な土地で作品を発表。こどもからお年寄り、障害を持つ人、動物などと共同作曲を数え切れないほど行い、つねに、音楽の新たな可能性を探求中。2013 年自作品によるソロアルバム「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)発売。著書に『音楽の未来を作曲する』(晶文社)ほか多数。第1回アサヒビール芸術賞受賞。日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター、日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)理事、千住だじゃれ音楽祭ディレクター。
※写真:2018年10月4日「音楽の未来を作曲する 野村誠コンサート&トーク」(ゲスト:エンリコ・ベルテッリ)の様子。会場 14-54。
当日は、事前申し込みの方、TAPSイベント後にいらした方、まちの人々が参加してくださいました。また、サポーターの高校生や職場体験中の高校生が、来館者に当日参加の呼びかけをし多くの方たちが参加しました。
参加者は、思い思いに時間を設定していました。
自分の好きな数字や直感で閃いた数字を用いる人もいれば、被災時のことを思い出しじっくりと時間をかけて数字を決めている人もいました。
宮島達男さん自ら参加者一人一人に丁寧に声をかけて、お話を聞かれているのが印象的でした。
初めは「?」という表情で参加していた方も、帰るときには明らかに表情が変わっていて、一人一人のなかに作品が生きていることを感じました。
みなさん、ご参加ありがとうございました。
また、宮島達男さん、Tatsuo MIyajima Studioのみなさん、十和田でワークショップを開催していただきありがとうございました。
今回のアートイズは、十和田市現代美術館とのコラボ企画第2弾として実施しました。
企画展「ウソから出た、まこと」に展示している北澤潤氏の作品《LOST TERMINAL》のインドネシアの路上を行き交うさまざまな「乗り物」を使って作品を制作しました。
カーボン紙を貼り合わせた白い紙の上を「乗り物」が走ることで、子どもたちの軌跡を写し出しました。
その後、乗り物の走る道を想像し、絵の具やモール、布などを使用し、「魔法の道」を作成しました。
制作した作品はカフェの窓に展示しました。
また、参加者の中には、制作後に企画展示室に訪れた方もいました。
蜂屋 雄士
写真家。1981年宮城県仙台市生まれ、青森県八戸市鮫町在住。ウェブデザイナーや写真館勤務などを経て、2013年フリーランスのフォトグラファーに転身。地元の八戸を中心にフイルムで人々の写真を残す「はちや写真館」を開催。また10年以上にわたり #僕と妻の定点写真 として夫婦で外出する際に撮影してきた定点写真が人気を集める。
申込方法
電話、FAXまたはE-mailよりお申し込みください。
十和田市現代美術館
電話 0176-20-1127
FAX 0176-20-1138 E-mail info@towadaartcenter.com
メールの件名にイベント名、本文に氏名・電話番号・人数を明記の上、お申し込みください。
当館からの返信をもって予約完了となります。
※アートイズメールでの申込も可能です:artis8nohe@gmail.com
今回のワークショップは、八戸出身の写真家 蜂屋 雄士氏を講師にお迎えし開催しました。
冒頭で、カメラの構造や写真についての学びました。
箱と黒テープでオリジナルのピンホールカメラをつくり、美術館の建物や作品を紙に転写しました。
撮影した紙を現像液につけ、写真作品を制作しました。そして、壁に飾り、鑑賞しました。
参加者たちから携帯のカメラとの違いに関して質問があったりと、カメラの構造に関して詳しく学ぶ事ができました。また、カメラのレンズを通して美術館の作品をじっくり鑑賞し、ワークショップの後も鑑賞している親子の参加者もいらっしゃいました。
みなさん、ご参加ありがとうございました。
常設展示作品ロン・ミュエクの《スタンディング・ウーマン》をテーマに八戸出身のダンサーの磯島未来さんを迎えてダンスのワークショップを開催しました。
はじめに、ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》を実際に見ながら作品の解説を聞きました。その後、親子で話し合いながら鑑賞しました。
次に、市民活動スペースに移動し、子供たちが思い思いに手作り衣装を制作しました。
最後は、展示室で手作りの衣装を着て、一般のお客様の前でダンスの発表を行いました。磯島未来さんと一緒に体全体で表現をする子供たち。笑顔で楽しそうにダンスをしていました。
また、観光で来ていたお客様も鑑賞をしてくださり、この事業についての質問をいただくなど取り組みに興味を持ってくださいました。
佐貫氏主宰の「アートイズ」とのコラボ企画第5弾。今回は、常設展示作品の栗林隆《ザンプランド》をモチーフに、大きな白いシートに絵を描くワークショップ。
3歳から小学4年生までの子どもたちに、「境界」とは何かを伝えるところからスタートしたワークショップ。
まずは、広げた大きな白いシートにカラフルなテープでラインを引き、男の子かな?女の子かな?、どこに住んでますか?など属性を問い、「境界」ってなんだろう?と体感させるアクション。その後、常設展「ザンプランド」を鑑賞。何が見えるかな?という問いかけから、天井の穴の上に何かあるらしいと発見した子どもたち一人一人が穴から上を覗き、また何が見えたかを確認しました。
下の部屋と上の部屋とが全然違ったけど、アザラシで繋がっている!という発見を携えて、白い布に、絵の具でいっぱい色を塗る時間に。
絵筆はなんと掃除道具!箒やブラシ、柄付きたわし、スポンジなどなど。だんだんと色が混ざって境界はすっかりマーブルになっていく、という趣向。
最後は様々な色の塗られたシートに人数分の穴を開けて、みんなで顔を出し、境界を超えるアザラシ気分で記念撮影。
作品を見て発見する楽しみやわくわく、不安などの感情と、ものを作る爆発的な楽しさが詰まっているのはもちろん、こどもには難しいと思う概念も噛み砕いて伝え、さらに、その概念と身体で感じ、考えさせる可能性を感じたワークショップでした!
十和田市現代美術館とのコラボ企画第6弾として、企画
展「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」の作品をモチーフに作品を制作しました。
参加者全員で企画展示室のミノムシやミノムシがまとっている服をじっくり観察しました。そして、ミノムシが葉っぱをまとうように、布やフェルト、モールなどを使用しオリジナルのミノをまといました。
制作後はミノをまとってアート広場をころがり、木にぶらさがり、ミノムシの気持ちを考えました。
また、企画展来場者1万人目のお客様を一緒にお出迎えしてお祝いいたしました。
「三本木 あの日 あそこで」は、中心商店街にある松本茶舗の店主松本柳太郎さんが、家にあった三本木の古い写真などを投影しながら、写真や三本木の歴史について語るイベントです。もともと、仕事の合間に店の中に設置された現代美術家、栗林隆や毛利悠子の作品を、現代美術館から商店街に訪れる観光客に説明するなかで、2010年夏ころから、お買い物の途中立ち寄る地元のご高齢の方々に、家にある古い写真を見せながら時系列をおってお話をしてみる「試み」からスタートしたばかりでなく、若い人からも反響がありました。
常々「デジタル革命は、人々の記憶の消滅の始まり」と感じ、街の失われた風景、失われつつある日常に目を向けている松本さんと、「LOST TERMINAL」のコンセプトが共鳴したことで、「三本木 あの日 あそこで」を上映します。
第1回目となるアートイズ×十和田市現代美術館ワークショップには21名が参加しました。
常設展示室で作品を鑑賞した後、森北伸氏の常設展示作品「フライングマン・アンド・ハンター」をモチーフに制作を行いました。黒いプラスチックダンボールに参加者が寝転び、自分の形に型取り、布やシールなどを使用して、自分の分身となる作品をつくりました。
未就学児から小学生まで参加いただき、参加者同士で話し合いながら制作をしていました。
完成した作品は、美術館の好きな場所に展示しました。
参加した親御さんは、「作品鑑賞や作品制作を通して、常設展示作品への興味を更に持てた」と感想を述べていました。
ライセンス講習会
土日祝日を中心に、ベチャ(座席つき三輪車)、スペーダ(荷台つき二輪車)に乗るための講習会を行います。
ベチャ3回、スペーダは1回講習に参加すると、公道で乗ることのできる「ライセンス」を取得することができます。
*公道で乗る際には、ルールを守って安全に乗っていただきます。
*ライセンス講習会の開催日は、下記カレンダー、SNSまたは館内でおしらせします。
アーカイブ
過去の講習会の様子はこちら。
インドネシアで作られた3種の乗り物は、いずれも、「移動する・乗る」以外に、荷台や屋台に物を載せたり、人を座らせたりする、別の機能を持っています。
それは、この乗り物たちが、インドネシアの人々の生活の糧を生み出すものとして使われてもいるからです。
インドネシアでの必然性を持ち(と同時に歴史的にはルーツを日本に持ち)、十和田にやってきたこの3種の乗り物を、わたしたちはここでどのように楽しみながら受け入れることができるでしょうか?
一緒に遊びながらトライしてみませんか?
<例えば>
・ベチャの座席を、オープンエアなカフェの座席として使ってみる
・屋台の荷台からスケッチブックとクレヨンを収納して、写生大会を開催する
※写真クリックで拡大表示・説明が見られます。
過去の取り組み
・まちかどでJAZZ
・ドライブインシアター
・北里大学へ出張
・まちへ(LOST探しなど)
・スペーダ出張_田島生花店(母の日)
※プロジェクトのアーカイブはこちら。
LOST TERMINALの乗り物に乗ってみたい方、使ってみたい方と乗り物・作品とのつなぎ手を担う仲間を募集しています。
ミーティングやワークショップで、アーティストやメンバー、まちの人、美術館スタッフなどと対話しながらプロジェクトをどのように進めていくか一緒に考えていきます。
来館者とはライセンス講習で乗り方や楽しみ方、注意ポイントを伝えたり、レンタサイクルの窓口となったり、または、メンバーやまちの人たちと乗り物の新しい使い方を考えて、実践してみたり。興味に合わせて、さまざまな関わり方をしていただきます。
美術館とまち、美術館と来館者のつなぎ役に興味がある方もぜひ!
問い合わせ
info@towadaartenter.com
関連プロジェクト
現在開催している「商店街×十和田ゲンビ」に参加しているお店の方からの提案で新たに生まれたワークショップイベント。
お店や店員さんの特色を活かした4つのワークショップが行われました。
開催日当日は七夕ということで、cube cafe&shopからは、ソフトジェラートプレゼントじゃんけん大会やソフトジェラートへの星にちなんだトッピングサービスが行われました。
市内の親子らの参加も多く、子どもたちは夢中になって自分だけの作品やお土産をつくり、その姿を親御さんたちは微笑ましく見守っていました。
大人も制作に集中し、完成したグッズを満足気にお友達や家族に見せ合っていました。
講師でもある店主と参加者で、お店のことや「商店街×十和田ゲンビ」について会話も弾んでいました。
初めて美術館に来た方もいて、「毎月10日は市民無料デー(常設展)」「いつでも高校生以下は無料」「カフェやショップのみの利用も可能」といったことを知り、また遊びに来たいと感想を述べていました。
また、美術館のwebで今回のイベントを知り、弘前から参加してくださった方や仙台からかけつけていらっしゃた方もいて、感心の高さがうかがえました。
「NOZ (野澤雄大)LowBrow Monster Artist」
1985 日本 青森県青森市生まれ
東京デザイナー学院卒業
展示・掲載
2016 デザインフェスタvol.44(東京ビッグサイト)
2017 デザインフェスタvol.45(東京ビッグサイト)
2018 artbook事務局【Monster】2ページ掲載
2018 Discover The One Japanese Art 2018 (イギリス・ロンドン)
2018 十和田市現代美術館 個展・ライブペイント(日本・青森県・十和田市)
2019 artbook事務局【Monster2019】2ページ掲載
2019 TAIWAN×JAPAN 企画の展示「Giant PIGture」
会期 2019年5月4日(土)〜5月26日(日)
場所 Wrong Gallery 1F台北市忠孝東路2段68號
野村誠(のむら まこと)
作曲家、ピアニスト、鍵盤ハーモニカ奏者、瓦奏者。京都在住。京都大学理学部卒業。8 歳より独学で作曲を始める。ʼ 96 年、鍵盤ハーモニカ・オーケストラ” P-ブロッ” を結成。イギリス、インドネシアを筆頭に、様々な土地で作品を発表。こどもからお年寄り、障害を持つ人、動物などと共同作曲を数え切れないほど行い、つねに、音楽の新たな可能性を探求中。2013 年自作品によるソロアルバム「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)発売。著書に『音楽の未来を作曲する』(晶文社)ほか多数。第1回アサヒビール芸術賞受賞。日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター、日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)理事、千住だじゃれ音楽祭ディレクター。
※写真:2018年10月4日「音楽の未来を作曲する 野村誠コンサート&トーク」(ゲスト:エンリコ・ベルテッリ)の様子。会場 14-54。
※フライヤー(pdfファイル)はこちら。
日比野 克彦(ひびの・かつひこ)
アーティスト、東京藝術大学美術学部長、岐阜県美術館館長、日本サッカー協会社会貢献委員長。1958年岐阜県生まれ。1984年東京藝術大学大学院修了。1982年日本グラフィック展大賞受賞。1986年シドニービエンナーレ、1995年ベネチアビエンナーレ参加。2003年より越後妻有アートトリエンナーレ、2010年より瀬戸内国際芸術祭参加。平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。近年、地域の特性を活かしたワークショップや、背景の異なる人がアートを通じて関わり合う「TURN」の監修など、ジャンルやメディアを横断する活動を行っている。
中村 政人(なかむら・まさと)
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科教授。アートを介してコミュニティと産業を繋げ、文化や社会を更新する都市創造のしくみをつくる社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表。平成22年度芸術選奨受賞。2018年日本建築学会文化賞受賞。1997年よりアート活動集団「コマンドN」を主宰。全国で地域再生型アートプロジェクトを展開し、2010年、民設民営の文化施設「アーツ千代田3331」を創設。
木ノ下 智恵子(きのした・ちえこ)
アートプロデューサー、大阪大学共創機構社学共創本部准教授1971年生まれ。大阪大学共創機構社学共創本部准教授。専門は現代芸術、事業企画制作、文化政策など。神戸アートビレッジセンター美術プロデューサー、大阪大学CSCD特任講師・准教授などを経て現職。展覧会やアートプロジェクト、近代産業遺産の活用や震災復興・まちづくりなどに関する文化事業を手掛ける。行政や企業などの芸術文化関連の委員・審査委員を務め、芸術文化条例の策定や文化政策に携わっている。
小池 一子(こいけ・かずこ)
十和田市現代美術館館長/クリエイティブ・ディレクター早稲田大学文学部卒業。アドセンターにて、アートディレクター堀内誠一氏のもと、編集・広告企画、執筆を開始。1961 年よりフリーランスとして、アートディレクター田中一光氏とともに西武百貨店やパルコなどのコピーライティングや編集企画を手掛ける。1976 年、編集・デザイン・美術展企画などを行う株式会社キチン設立。1980 年に無印良品の立ち上げに参画し、現在もアドバイザリーボードを務めている。1983 年、昭和2年に建築された「食糧ビル」内に「佐賀町エキジビット・スペース」を創設し、2000 年まで運営。現在は「3331 Arts Chiyoda」にてその活動と資料、作品コレクションを検証し、展示し、語り、学ぶための空間「佐賀町アーカイブ」を主宰し、アーカイブをショーケース化するという新しい試みを行っている。2016 年十和田市現代美術館館長就任。武蔵野美術大学名誉教授。近著は、ドイツの出版社タッシェンから発売された『ISSEYMIYAKE 三宅一生』に収録されたエッセイに書き下ろしを加えた『イッセイさんはどこから来たの?』(HeHe)。2017 年度エイボン女性年度賞大賞受賞。
登壇者の小池一子館長のお話では、80年代銀座ギャラリーに対するオルタナティブとして始まった佐賀町エギジビットスペースの立ち上げや、開催した展覧会に触れて時代を浮き彫りにしました。
日比野克彦さんからは、90年代渋谷セゾン文化やYOUに代表される活動からスタートし、寺山修司の演劇や守谷での実験的なワークショップ(ヒビノホスピタル)を経て徐々に地域にコミットする活動とその蓄積をお話していただきました。
中村政人さんは、90年代から大阪、東京でのゲリラ的に街をジャックする活動から始まり、アーティストランのスペースから自主運営の3331 Arts Chiyoda、そして、他業種との協働による東京ビエンナーレ構想にまで広がる活動の流れをお話していただきました。
木ノ下智恵子さんは、2000年代に神戸で始まり、生活の延長にあるまちの諸相を題材として都市空間の隙間や駅や鉄道自体を舞台に都市そのものをフィールドに展開する活動をお話していただきました。
4者4様な活動の展開のあり方と、共通する核の部分との交錯に、とても熱気のある会となりました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
山出 淳也(やまいで・じゅんや)
NPO法人BEPPU PROJECT 代表理事/アーティスト
1970年大分生まれ。PS1インターナショナルスタジオプログラム参加(2000〜01)。文化庁在外研修員としてパリに滞在(2002〜04)。アーティストとして参加した主な展覧会として「台北ビエンナーレ」台北市立美術館(2000〜01)、「GIFT OF HOPE」東京都現代美術館(2000〜01)、「Exposition collective」Palais de Tokyo、パリ(2002)など多数。帰国後、地域や多様な団体との連携による国際展開催を目指して、2005年にBEPPU PROJECTを立ち上げ現在にいたる。
別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」総合プロデューサー(2009、2012、2015)
国東半島芸術祭総合ディレクター(2014)
おおいたトイレンナーレ総合ディレクター(2015)
「in BEPPU」総合プロデューサー(2016〜)
国民文化祭おおいた2018市町村事業アドバイザー(2016〜)
文化庁文化審議会文化政策部会委員平成20年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(芸術振興部門)
高須 咲恵(たかす・さきえ)
2012年より松下徹とSIDECOREを発足、2017年より西広太志が参加。街の中でおこなわれる表現「ストリートカルチャー」に関するリサーチや、展覧会の開催、作品制作をおこなう。また都内湾岸地域に、アーティストの共同スタジオを運営。主な展覧会に2017年石巻市「Reborn-Art Festival」アシスタントキュレーターとして参加、2018年市原湖畔美術館「そとのあそび展」共同キュレーションなど。また、アーティストとしてもグループで活動しており、作品発表を行なっている。
2008-2011 東京藝術大学大学院美術教育研究室修了(修了作品 東京藝術大学美術館収蔵)
2010-2011 オーストラリアSydney College of The Arts留学
2004-2008 東京藝術大学美術学部工芸科陶芸専攻卒業
山崎 亮(やまざき・りょう)
studio-L代表。コミュニティデザイナー。社会福祉士。1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。著書に『ふるさとを元気にする仕事(ちくまプリマー新書)』、『コミュニティデザインの源流(太田出版)』、『縮充する日本(PHP新書)』、『地域ごはん日記(パイインターナショナル)』などがある。
北澤 潤(きたざわ・じゅん)
美術家。1988年東京生まれ、ジョグジャカルタ拠点。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。合同会社北澤潤八雲事務所代表。さまざまな国や地域でのフィールドワークを通して「ありえるはずの社会」の姿を構想し、多様な人びととの立場を越えた協働によるその現実化のプロセスを芸術実践として試みる。2013年よりIPA –Institute for Public Art 研究員(上海)、2016年に米経済誌フォーブス「30 Under 30 Asia」アート部門選出。2016年から2017年にかけて国際交流基金アジアセンター・フェロー(インドネシア)。
photo by CULTURE
星野 太(ほしの・ふとし)
星野太1983年生まれ。専攻は美学、表象文化論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、金沢美術工芸大学講師。著書に『崇高の修辞学』(月曜社、2017年)、共著に『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013年)、共訳書にカンタン・メイヤスー『有限性の後で』(人文書院、2016年)など。
《LOST TERMINAL(ロストターミナル)》とは、アーティストの北澤潤が日本とアジア各国を行き来する なかでの気づきと、十和田市でのリサーチを経て構想したプロジェクトです。このプロジェクトでは、東南 アジアの島嶼国インドネシアの街なかを走る乗り物を、現地の職人たちと新たに制作し、それを十和田市に 持ち込み、美術館を訪れた人や市民が街なかで実際につかえる状況を生み出していきます。かつて日本にも あった移動の光景や十和田の馬産地としての歴史、さらにはインドネシアにおいても変わりゆく路上の風景、 2つのかけ離れた土地の「失われた / 失われつつある」日常を時間や空間を超えて実社会に描きなおしてい きます。
野村誠(のむら まこと)
作曲家、ピアニスト、鍵盤ハーモニカ奏者、瓦奏者。京都在住。京都大学理学部卒業。8 歳より独学で作曲を始める。ʼ 96 年、鍵盤ハーモニカ・オーケストラ” P-ブロッ” を結成。イギリス、インドネシアを筆頭に、様々な土地で作品を発表。こどもからお年寄り、障害を持つ人、動物などと共同作曲を数え切れないほど行い、つねに、音楽の新たな可能性を探求中。2013 年自作品によるソロアルバム「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)発売。著書に『音楽の未来を作曲する』(晶文社)ほか多数。第1回アサヒビール芸術賞受賞。日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター、日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)理事、千住だじゃれ音楽祭ディレクター。
※写真:2018年10月4日「音楽の未来を作曲する 野村誠コンサート&トーク」(ゲスト:エンリコ・ベルテッリ)の様子。会場 14-54。
作曲家野村誠氏が十和田のまちのピアノを訪ねて即興で奏でるツアー型のミニコンサートを開催しました。個人のお家や幼稚園、保育園、教会など、2日で8軒を訪問し、その暮らしにある魅力を音楽に乗せて浮かび上らせました。
撮影・編集:石川和也
野村誠(のむら まこと)
作曲家、ピアニスト、鍵盤ハーモニカ奏者、瓦奏者。京都在住。京都大学理学部卒業。8 歳より独学で作曲を始める。ʼ 96 年、鍵盤ハーモニカ・オーケストラ” P-ブロッ” を結成。イギリス、インドネシアを筆頭に、様々な土地で作品を発表。こどもからお年寄り、障害を持つ人、動物などと共同作曲を数え切れないほど行い、つねに、音楽の新たな可能性を探求中。2013 年自作品によるソロアルバム「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)発売。著書に『音楽の未来を作曲する』(晶文社)ほか多数。第1回アサヒビール芸術賞受賞。日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター、日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)理事、千住だじゃれ音楽祭ディレクター。
※写真:2018年10月4日「音楽の未来を作曲する 野村誠コンサート&トーク」(ゲスト:エンリコ・ベルテッリ)の様子。会場 14-54。
説明会お申し込み
電話・FAX・メールにて、件名を「VR」として、氏名、年齢、ご住所、連絡先(電話番号)、参加希望日をお送りください。
【十和田市現代美術館】
Tel:0176-20-1127
Fax:0176-20-1138
E-mail:info@towadaartcenter.com
当館からの返信をもって予約完了となります。
※どちらか1日のご参加も、両日のご参加もOKです!当日の飛び入りも大歓迎です!
Nadegata Instant Party (中崎 透+山城 大督+野田 智子)
ナデガタ・インスタント・パーティー
中崎透、山城大督、野田智子の3名で構成される「本末転倒型オフビートユニット」。2006年より活動開始。地域コミュニティにコミットし、その場所において最適な「口実」を立ち上げることから作品制作を始める。口実化した目的を達成するために、多くの参加者を巻き込みながら、ひとつの出来事を「現実」としてつくりあげていく。「口実」によって「現実」が変わっていくその過程をストーリー化、映像や演劇的手法、インスタレーションなどを組み合わせながら作品を展開している。
http://nadegatainstantparty.org/
2019年4月より始まるグループ展「ウソから出た、まこと」の参加アーティスト「ナデガタ・インスタント・パーティ」(以下、ナデガタ)の3名(=中崎透、山城大督、野田智子)によるプロジクト説明会を行いました。
ナデガタ・インスタント・パーティは、2006年の結成以来、日本全国各地で、その地域の人たちを巻き込みながら、思いもよらない出来事を生み出してきた伝説のユニットです。
これまでナデガタが行ってきたプロジェクトの紹介に、聞きに来ているみなさんがどんどんのめりこんでいきます。
どのプロジェクトも抱腹絶倒、なんでそんなことが起きるの!?というナデガタ自身も想像しなかったことが、集まった人たちとの間に生まれ、参加している人々ひとりひとりが存在感を増していく・・。
十和田では「VR」(バーチャルリアリティ)をテーマに、集まった人たちとVR作品を作ります!
バーチャル・リアリティや映像制作に興味がある方はもちろん、役者、大道具小道具制作、撮影、まかない、
展示のお手伝い、にぎやかし・・・などなど大募集です!
プロジェクトは、3月半ば頃からじわじわと動き出す予定です!
詳細は、美術館にお問い合わせください。
■グループ展「ウソから出た、まこと―地域を超えていま生まれ出るアート」
<お問い合わせ先>
十和田市現代美術館
Tel 0176-20-1127
Fax 0176-20-1138
info@towadaartcenter.com
関連プロジェクト
説明会お申し込み
電話・FAX・メールにて、件名を「VR」として、氏名、年齢、ご住所、連絡先(電話番号)、参加希望日をお送りください。
【十和田市現代美術館】
Tel:0176-20-1127
Fax:0176-20-1138
E-mail:info@towadaartcenter.com
当館からの返信をもって予約完了となります。
※どちらか1日のご参加も、両日のご参加もOKです!当日の飛び入りも大歓迎です!
関連プロジェクト
十和田市現代美術館パートナーズ(TAPS)の有志のみなさんのご協力のもと、新春をお祝いする呈茶を開催しました。市内や県内だけではなく、高知や金沢といった遠方からいらした方もいました。
お茶会の経験がない方も気軽に参加してくださり、友人同士、子ども連れの家族、カップルなども参加してくださいました。
また、参加者はTAPS有志の方との交流も楽しんでくださり、「お茶の作法を知れてよかった」「楽しいひとときを過ごすことができた」「TAPSのみなさんが美術館来場者をもてなす機会があることは素敵」「子どもの良い経験になった」などの感想をおっしゃっていました。
参加者もTAPS有志の方もみんな笑顔だったのが印象的でした。
小池一子(こいけ かづこ)
クリエイティブ・ディレクター
早稲田大学文学部卒業。アドセンターにて、アートディレクター堀内誠一氏のもと、編集・広告企画、執筆を開始。1961年よりフリーランスとして、アートディレクター田中一光氏とともに西武百貨店やパルコなどのコピーライティングや編集企画を手掛ける。1976年、編集・デザイン・美術展企画などを行う株式会社キチン設立。1980年に無印良品の立ち上げに参画し、現在もアドバイザリーボードを務めている。1983年、昭和2年に建築された「食糧ビル」内に「佐賀町エキジビット・スペース」を創設し、2000年まで運営。現在は「3331 Arts Chiyoda」にてその活動と資料、作品コレクションを検証し、展示し、語り、学ぶための空間「佐賀町アーカイブ」を主宰し、アーカイブをショーケース化するという新しい試みを行っている。2016年十和田市現代美術館館長就任。武蔵野美術大学名誉教授。近著は、ドイツの出版社タッシェンから発売された『ISSEY MIYAKE 三宅一生』に収録されたエッセイに書き下ろしを加えた『イッセイさんはどこから来たの?』(HeHe)。2017年度エイボン女性年度賞大賞受賞。
※Photo by Taishi Hirokawa
十和田市現代美術館パートナーズ(TAPS)主催企画として、十和田市現代美術館 小池一子館長のトークイベントを行いました。
小池館長がこれまで関わってきた仕事や取組み、そして出版物などを写真付きで解説、関わった仕事や作家やデザイナーとのエピソードをありありと紹介されました。
小池館長のクリエイティブな半生をについて知る貴重な機会となりました。
たくさんのお客様にご参加いただき、ありがとうございました。
第5回目のオープンミュージックスクエアは午前と午後の2部に開催しました。
午前の部は『彩ろ音(いろね)』メンバーの二胡演奏者 吉川礼子さんによるミニコンサートです。
来場者は、馴染み深い選曲により二胡という楽器を身近に感じられていたようです。
昼食をとりながら鑑賞されている来場者も多く、優雅な音楽のひとときを楽しんでいました。
今回も多くの方にご来場いただきました。ありがとうございます。
また、彩ろ音メンバーの吉川礼子さん、素敵な演奏をありがとうございました。
第5回目のオープンミュージックスクエアは午前と午後の2部に開催しました。
午後の部はヴォーカルEijiさんとキーボードAtsukoさんによる音楽ユニット『Blend tea(ブレンドティー)』のミニコンサートを開催しました。
伸びやかな歌声と美しいキーボードの音色に訪れた来場者は聞き惚れていました。
また、ブレンドティーのお二人は、来場者も演奏に参加できるようにと楽器を用意されていました。手渡されたカスタネットやタンバリン、マラカス、トライアングルなどの楽器を大人も子ども楽しそうに奏でていました。
午前の部に引き続き、午後の部にもたくさんのご参加ありがとうございました。
中には、午前の部と午後の部の両方に参加してくださったお客様もいらっしゃいました。ありがとうございます。
また、『Blend tea(ブレンドティー)』のEijiさん、Atsukoさん、素敵な演奏をありがとうございました。
第6回目のオープンミュージックスクエアは『北里大学ギター部』のミニコンサートを開催しました。
ステージの大きな窓からは青空。気持ちの良い陽射しの中、ギター部のみなさんが演奏をしてくださいました。
ギターやキーボードによる美しく穏やかな音色に、訪れた来場者たちは耳を傾けていました。また、伸びやかな歌声もアートな空間に響き、訪れた方からもたくさんの拍手が沸き起こりました。
ご来場ありがとうございました。そして『北里大学ギター部』のみなさん、素敵な演奏をありがとうございました。
第7回目は、『クラシックギターデュオ ea-Z’s《いー爺ーず》』のお二人に、映画音楽を中心にワルツからタンゴまで全9曲を演奏していただきました。
誰もが一度は耳にしたことのあるメロディや音楽を中心に選曲されており、来場者は心地よさそうに楽しんでいました。
演奏後には会場から大きな拍手が送られていました。
また、ea-Z’s《いー爺ーず》のお二人の初コンサートだったこともあり、ご家族や友人・関係者も多く集い、和やかな雰囲気の中でのイベントとなりました。
多くの方にご来場いただき、ありがとうございます。そして、ea-Z’s《いー爺ーず》のお二人、素敵な演奏をありがとうございました。
第8回目は、『ジュニアオーケストラ十和田』のみなさんに、ヴァイオリンとチェロの弦楽合奏をしていただきました。
園児から大人まで幅広い年代の団員で構成された楽団で、会場には家族や友人・リピーターの方など多くのご来場がありました。
親しみのある曲で、またヴァイオリンとチェロの深みのある音色がカフェ空間に響き渡り、来場者の耳を楽しませていました。
演奏後には会場から大きな拍手が送られていました。
多くの方にご来場いただき、ありがとうございます。そして、ジュニアオーケストラ十和田のみなさん、素敵な演奏をありがとうございました。
林 曉甫(はやし・あきお)
NPO法人インビジブル理事長、マネージングディレクター、女子美術大学非常勤講師。
1984年東京生まれ。大学卒業後、NPO法人BEPPU PROJECTで公共空間や商業施設でのアートプロジェクトの企画運営を担当。文化芸術を起点とした地域活性化や観光振興に携わる。2015年にアーティストの菊池宏子とNPO法人インビジブル設立。別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」事務局長、鳥取藝住祭総合ディレクター(2014,2015)、六本木アートナイトプログラムディレクター(2014〜)など。
藤⽥ 直哉(ふじた・なおや)
文芸評論家。
1983年、札幌生まれ。
東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻修了。博士(学術)。著書に『虚構内存在』『シン・ゴジラ論』(作品社)『新世紀ゾンビ論』(筑摩書房)、編著に『地域アート 美学/制度/日本』(堀之内出版)『3・11の未来 日本・SF・創造力』(作品社)『東日本大震災後文学論』
⾦澤 韻(かなざわ・こだま)
インディペンデント・キュレーター/十和田市現代美術館 学芸統括
熊本市現代美術館など公立美術館での12年の勤務を経て、2013年に独立。日本の近現代における文化受容の歴史への興味から、漫画、グローバリゼーション、ニューメディアアートなどを調査対象とし、「美術」領域を問い直す活動を続けている。近年の主な展覧会にKENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭(茨城、2016)、「ラファエル・ローゼンダール:ジェネロシティ 寛容さの美学」(十和田市現代美術館、青森、2018)がある。
藤井 光(ふじい・ひかる)
アーティスト/映像作家。
1976年生まれ。
歴史的事象を再演するリエナクトメントの手法を用い、ワークショップ参加者とともに社会の不可視な領域を構造的に批評する試みを行っている。パリ第8大学美学・芸術第三期博士課程DEA卒業。近年では、『爆撃の記録』(東京都現代美術館「MOTアニュアル 2016 キセイノセイキ」展)、『南蛮絵図』(国立国際美術館「「トラベラー まだ見ぬ地を踏むために」展)、『第一の事実』(森美術館「カタストロフと美術のちから」展)、日産アートアワード2017でグランプリとなった『日本人を演じる』など。
目【mé】:荒神 明香(こうじん・はるか)、南川 憲二(みなみかわ・けんじ)
現代芸術活動チーム。
果てしなく不確かな現実世界を、私たちの実感に引き寄せようとする作品を展開している。手法やジャンルにはこだわらず、展示空間や観客を含めた状況、導線を重視。創作方法は、現在の中心メンバー(アーティスト荒神明香、ディレクター南川憲二、インストーラー増井宏文)の個々の特徴を活かしたチーム・クリエイションに取り組み、発想、判断、実現における連携の精度や、精神的な創作意識の共有を高め
る関係を模索しながら活動している。
山本精一
1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。並行して、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」「Ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他無数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、様々なジャンル/フィールドにおいてワールドワイドに活動を展開。また、湯浅政明監督アニメーション『マインド・ゲーム』、三池崇史監督の「殺し屋1」、矢口史靖監督の「アドレナリンドライヴ」など映画音楽も手がける。エッセイストとしても様々な媒体に寄稿し、1999年には随想小説集「ギンガ」2009年に「ゆん」を出版。また画家、写真家としての活動も行っており、個展や主に自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表。音楽家としての代表作として「Crown Of Fuzzy Groove」(ソロ作)「SOUL DISCHARGE 99」(BOREDOMS)、「ソングライン」(羅針盤)「水中JOE」(想い出波止場)「FLAGE」(ROVO)「幸福のすみか」(山本精一&PHEW)「X-GAME」(PARA)、「MOST 」(MOST) , 「PLAYGROUND」、「ラプソディア」 (歌物ソロ)等 がある。
2月中旬に発行予定、現在、まさに最終編集中の展覧会カタログ「毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする」をご紹介するトークを開催いたしました。
作家・毛利悠子さんと、本展キュレーターの金澤韻の掛け合いは、作品の世界を掘り下げ、ごく身近な世界から、私たちを取り巻く(宇宙のような)非常に大きな
世界へと漕ぎ出していく、知的冒険のようなわくわくするトークでした。
本日のトークは、カタログに収録されている金澤の論考に沿った内容でした。本日お越しになれなかった方でも、お越しになった方も、カタログで追体験いただけます!
また、毛利さんは、カタログの編集に触れて、動きのある作品をカタログで紹介するときに、どのような写真を選ぶのがよいものか、デザイナーさんととても考えました、と毛利さん。
作品の動きによってもたらされるブレの写り込んだ写真をあえて選び、作品に組み込まれたエラーの現象もつたえるものになったと語っていました。
ブレやエラーが可能性になり、見えないけれどそこにあるものがユーモアをもって浮かび上がる毛利さんの作品が、ぎゅっと詰まったカタログ、ぜひみなさま楽しみにしていてください!
天気が良かったため会場をフラワー・ホース前に変更して練習会を開催しました。
花柳流花すず会の花柳寿々美岳先生を講師に招いて踊りの練習、振り付けを行いました。
演目は、三本木小唄、とらじょさま、Beat it、新十和田節、八幡駒です。
参加してくださったみなさんは、楽しそうに踊っていました。
また、屋外で音楽を流し練習を行っていたので、興味を持ち参加してくださった方もいらっしゃいました。
ご参加ありがとうございました。
本番の「三本木小唄ナイト」へのご参加もお待ちしております。
関連プロジェクト
第一回目は、十和田市の隣村との境に近い赤伏地区で、牛小屋を改装してスタジオを作り、年2回音楽会を開催する活動を行っている「牛小屋音楽会」
(坂本雅利さん、淑子さん、長沼昇さん)のみなさんによる演奏です。
第一部は、地元に伝わる「赤伏玉すだれ」を坂本淑子さんが賑やかに舞います。次々と繰り出される「技」に、会場が湧きます。
美術館10周年を祝してくださいました。
第二部は牛小屋バンド(ギター=坂本雅利さん、長沼昇さん、キーボード=坂本淑子さん)による昭和歌謡の演奏。熟達の演奏によるなつかしのメロディーと、合間に挟まれる小粋なMCで盛り上がり、会場の皆さんと合唱した歌声が休憩スペースに柔らかく満ちました。
たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございます。
また、牛小屋音楽会のみなさん、素敵な演奏ありがとうございました。
第三回目は、十和田市の他に三沢市、おいらせ町、青森市、野辺地町に教室があり、県南地方を中心にヴァイオリンのクラシック曲目を中心とした演奏活動を行なっている「スズキ・メソード青森 ヴァイオリン教室」のみなさんです。アンコールを含めて13曲を演奏していただきました。
誰もが聴いたことのある身近な曲を講師の網さんと生徒たちが一生懸命に演奏していました。伸びやかで温かみを感じるヴァイオリンの音色にたくさんの来場者が聞き惚れていました。「キラキラ星変奏曲」では、演奏しながら会場を練り歩きました。来場者たちから手拍子も生まれ、会場が一体になりました。
講師の網さんの表現豊かなソロ演奏では、会場からより大きな拍手がわき起こりました。
多くの方にご来場いただきました。来場者の方から「毎月の開催を楽しみにしています!」というお声もいただきました。
ありがとうございます。
また、スズキ・メソード青森 ヴァイオリン教室のみなさん、素敵な演奏をありがとうございました。
第二回目は、十和田・三沢・おいらせ・七戸で教室を開き、コンテンポラリーダンス、モダンダンス、バレエ、舞踏教育など、幅広いパフォーマンス活動を行なっている「柊 Dance & Ballet」のみなさんに、8演目を表現いただきました。
各演目、全身を使った表現にたくさんの来場者が引き込まれていました。「毒と魔女」のリンゴを持った魔女が会場に現れ観客に手渡す場面や、出演者一同によるパフォーマンス「フィナーレ」では来場者からたくさんの歓声が沸きました。
多くの方にご来場いただきました。ありがとうございます。
また、柊 Dance & Balletのみなさん、素敵なパフォーマンスをありがとうございました。
十和田で音楽に関わる活動を行っている個人や団体を募集して、美術館カフェで月に一度のミニコンサートを開催しました。全10組が、昭和歌謡曲からクラシックまで、世代を問わず楽しめる内容で発表を行い、多くのお客様にご来場いただきました。
関連プロジェクト
TAPSメンバーが冷たいお抹茶をたて参加者をもてなしました。
メンバーや前回お茶会に参加した方がお友達を誘って参加してくださり、みなさんおしゃべりを楽しみました。
TAPSツアーや三本木ナイトについてメンバーが説明するなど美術館の活動も話題になっていました。
また、14-54に訪れていた海外在住の方がマジックを披露してくださり、楽しいひとときを過ごしていました。
みなさんご参加ありがとうございました。
本日は卓球をテーマにお茶会を開催しました。
参加者同士の熱戦を観戦しながらお茶を楽しみました。
本日、展覧会開催を記念して本展作家のスゥ・ドーホーさんと、キュレーターの金澤韻、南條史生がオープニングトークを行いました。
キュレーターからスゥ・ドーホーさんに一問一答形式で質問をし、作品や創作活動について語っていただきました。
たくさんのお客様にご参加いただき、ありがとうございました。
西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)
建築家。横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA教授。
1966年東京都生まれ。1990年横浜国立大学大学院修士課程修了。同年、妹島和世建築設計事務所入所。1995年~妹島和世と共にSANAA設立。1997年西沢立衛建築設計事務所設立。金沢21世紀美術館(SANAA)(2004年)、ニューミュージアム(2007年)、十和田市現代美術館(2008年)、豊島美術館(2010年)、ルーブル・ランス(SANAA)(2012年)など多くの美術館を設計。プリツカー賞(SANAA)(2010年)、日本建築学会賞(2012年)など受賞多数。
※photo:©office of Ryue Nishizawa
本日の講演会では、西沢立衛氏より今まで氏が世界各国で手がけた建築物や、建築に対する考えなどをお話しいただきました。南條史生氏からは十和田市現代美術館の構想段階から、これからの十和田市でのアートによる展開について話され、未来へと繋がる貴重な講演会となりました。
また、お二人の対談では美術館と地域の関わり、これからのまちづくりの可能性についてお話しいただき、質疑応答も活発なやりとりが行われました。
みなさまご参加いただきありがとうございました。
関連プロジェクト
1日で七戸町立鷹山宇一記念美術館、三沢市寺山修司記念館、十和田市現代美術館をめぐるバスツアーを開催しました。
各館の学芸員による作品解説、ツアーの最後には七戸町立鷹山宇一記念美術館にてスペシャルパフォーマンスも行いました。
十和田市現代美術館では常設展示室や企画展示室、屋外の作品をゆっくりご鑑賞いただきました。
初めて美術館に訪れた方も多く、作品と一緒に記念撮影されるなど楽しんでくださいました。
18日と21日の両日ともに40名近くのお客様にご参加いただきました。
ありがとうございました。
小学生以下の子どもの皆さんを対象に、企画展「遠くからでも見える人ー森北 伸 展 絵画と彫刻」の作品鑑賞会を行いました。
作品を遠くから眺めたり、近くに寄ったり、ルーペを使って細かい部分にも注目しながら、何が描かれているか、不思議だと思ったところなど話し合いました。
また、作品に登場する人にセリフをつけたり、自由に物語を作ったり、面白いものや発見したことを教え合いながら、作品を楽しみました。
本日、本展覧会作家のラファエル・ローゼンダールさんと、
本展キュレーターの金澤韻が創作活動や作品について語りました。
ラファエルさんの初期の作品から今回の展覧会についての
お話を聞くことができ、貴重な講演会となりました。
50名を超えるお客様にご参加いただき、ありがとうございました。
すばる句会の中村先生を講師にお招きし、
展覧会の作品を題材に俳句をつくりました。
展覧会をゆっくり鑑賞しながら俳句を考えました。
発表の時間にはユニークな作品に笑いがおき、俳句を通して作品を楽しみました。
俳句の作品は、まちなかの会場(14-54)に展示します。
ラファエル・ローゼンダールが自身の芸術について分かりやすく語ったインタビュー
(オランダValitzから2017年に出版されたEverything Always Everywhere収録)を日本語で再現しました。
本展キュレーターの金澤韻がローゼンダールを、
アシスタント・キュレーターの見留さやかがインタビュアー、マーヴィン・ジョーダンを演じました。
ローゼンダール氏の制作活動や作品についての話など、写真などを使用しトークを行いました。
トーク終了後に展覧会やイベントの内容に関しての質問もでるなど、関心の高いイベントとなりました。
たくさんのお客様にご参加いただき、ありがとうございました。
松陽小学校6年生によるギャラリートークを行いました。
事前に行ったワークショップや松陽小学校での展示の様子を映像や写真で紹介をしました。
そして、児童たちが展示作品の説明を行ないました。
集まってくださった45名の参加者が児童たちのギャラリートークを笑顔で聴いていました。
ご参加ありがとうございました。
「遠くからでも見える人— 森北 伸 展 絵画と彫刻」関連企画、「#morikitaphoto」にたくさんのご応募をいただきありがとうございました。
森北さんによる審査の結果、各賞の作品が選出されましたので発表いたします。
最優秀賞
■アカウント名:peeeeco(instagram)
■タイトル:「遠くからでも見える人を近くから見る人」
■応募者コメント:
光と陰と音を感じながら様々な角度から覗いてみました。
近づいて見えた反転世界から見える、遠くからでも見える人。
アートを写真に残すという新しい試み、とても面白かったです!
森北伸さんよりコメント
誰も気づかないだろうなと思ったところを、見事に気づいてくれました。ありがとう!
優秀賞
■アカウント名:michiko_daimaruya(instagram)
■タイトル:「おーい!ぼくはここだよ。」
■応募者コメント:
あ ころにー おんざ てーぶる
不思議な世界で出会ったよ。
こんにちは。ともだちのはじまり。
森北伸さんよりコメント
子供が何を想像しているのか、こちらが想像したくなる写真です。
優秀賞
■アカウント名:asaco_tk(instagram)
■タイトル:「雪のなかでもがんばる人、遠くからでもちゃんと見てるよ」
■応募者コメント:
美術館の展示室の間のスペースで頑張っていた、小さなひと。
一見棒切れにしか見えなかったのが、じっと見ていたらよじのぼっているような人の姿に気付きました。密やかな感動。
11月5日13時半より、水戸芸術館現代美術センターの教育プログラムコーディネーターを務める森山純子さんを迎え、地域と美術館の関係を学ぶトークイベントを開催いたしました。
十和田市内、八戸市、弘前市などから16名の方にご参加いただきました。
1990年に開館し27年間、様々な教育プログラムを行う水戸芸術館の実践をお聞きし、同じく街中に建つ十和田市現代美術館のこれからを参加者の皆さんと考えました。
森山さんの丁寧で貴重なお話に、参加者の皆さんだけでなくスタッフも聞き入り、トークの最後には熱のこもった意見交換が行われました。トーク終了後も、それぞれの立場から、地域や生活の中の美術館の在り方について議論が続きました。
ご参加してくださった皆さんありがとうございました。
9月22日13時より「横尾忠則 十和田ロマン展 POP IT ALL」関連イベント「横尾氏によるトークイベント」を開催いたしました。
本展作家の横尾忠則さんと展覧会企画者の小池一子館長とのトークは平日の開催にも関わらず、約90名ご参加いただきました。
今回展示している作品制作秘話や、小池館長と横尾さんの親しい間柄ならではのトークなど、お客様から笑いが起こる場面も多々あり、楽しくも充実したトークイベントとなりました。
ご参加いただきありがとうございました。
日没後の美術館を巡る冬限定のスペシャルツアー。
美術館学芸員スタッフが館内の作品を案内しました。
日中と異なる雰囲気の中、参加者は作品の解説に耳を傾けたり、お気に入りの写真を撮影したりしていました。
その後、暖かいドリンクを片手に屋外へ。ボランティアのげんびサポーターがアート広場の作品を紹介しながら、イルミネーションや日没後に見られる作品を楽しみました。
アーツ・トワダ ウィンターイルミネーションも開催されていてアートと光のコラボレーションの写真撮影も楽しんでいました。
ご参加ありがとうございました。
日没後の美術館を巡る冬限定のスペシャルツアー2回目を実施しました。
美術館学芸員スタッフが常設展と企画展の作品解説を行い、夜ならではの作品の見所などを紹介しながら館内を案内しました。
その後、ホットドリンクを片手にアート広場へ移動し、イルミネーションと屋外作品を鑑賞しました。
美術館に訪れるのは2、3回目という方が多く、解説を聴くことで作品への理解が深まったと喜んでいました。
ご参加ありがとうございました。
10月7日13時より森北伸展の関連イベント「オープニングトーク」を開催いたしました。
本展作家の森北伸さんと展覧会企画者の児島やよい副館長とのトークに約50名のご参加がありました。
スライドショーを用いて、常設展示作品《フライングマン・アンド・ハンター》の制作段階から展示されるまでの様子を、写真と共に当時を振り返りながらお話をされました。
また、『遠くからでも見える人 ― 森北 伸 展 絵画と彫刻』の展示作品の解説もあり、楽しくも充実したトークイベントとなりました。
ご参加いただきありがとうございました。
作家の森北伸氏によるレクチャーとワークショップを行いました。
午前は森北氏より、過去の作品紹介や家を作った経験、普段の生活風景も含めて家についてどのように考えているか、参加者にトークをしました。午後は方眼紙を用いて自分が住みたい家、小屋を描くために、身の回りの空間をメジャーなどで測り、実際の事物の距離を体感。
ワークショプを通じて森北氏の制作時の思考や制作過程を追体験するような内容に、参加者は真摯に取り組み、各自の想像を膨らませて家の内部の図面と外観を描きました。
十和田市現代美術館の蔵書を自由に閲覧できる「14-54」ライブラリースペースにて本の分類や修復方法などをまなびながら、本の整理をするワークショップを開催しました。
最初に、司書さんにアドバイスをいただきながら蔵書に適した分類を考えました。
蔵書の多くが展覧会図録だったり、普通の図書館とだいぶ違うためこのライブラリーに合った大分類を10種決め、色分けして並べることになりました。
ワークショップでは、スライドを使い、図書館の役割や司書のお仕事についてうかがったあと
①中身のチェック②古いラベルはがし③分類シール貼り⑤カバーシート貼り
の順で行いました。
書籍用の特殊なラベル剥がし液を本に塗りつけたり、最初はおそるおそるでしたが次第にみなさん作業に没頭。お母様とともに参加してくれた小さなお子さんも、時々絵本を読みつつ、作業を楽しんでいました。最後に色分けシールが貼られた背表紙が本棚にずらりと並び、ぐっとライブラリーらしくなりました。
2時間のワークショップで、かなりの本が整理できましたが、残った本の分類や、パソコンへの登録作業などなど、やることはまだまだあります。
「14-54」ライブラリースペースでは、今後もワークショップを開催し、みなさんと力を合わせ、使いやすく居心地の良い空間を作り上げていきたいと思っています。
8月26日13時から15時まで「横尾忠則 十和田ロマン展 POP IT ALL」関連イベント「キュレターズトーク」を開催致しました。
展覧会企画者の館長の小池と、共同企画者でありインディペンデント・キュレーターの金澤との対談を行いました。
本展覧会の内容を中心に、横尾氏のこれまでの活動、共に歩んできた小池だからこそ知る横尾氏の話など、会場でしか聞けない内容におこしいただいたお客様にも喜んでいただきました。
たくさんのお客様におこしいただき、ありがとうございました。
日時
2017年3月25日(土)10:00-14:30
ゲストアーティスト
津田翔平(Shohei Tsuda)
場所
青森県十和田市稲生町14-54(吉田種苗店となり)
募集人数
8~10名程度 ※対象年齢:中学生以上(中学生は保護者同伴)
作業内容
スペースの使い方を考える、古い家具の解体、やすりがけ、簡単な組み立て等
※作業しやすい服装でご参加ください。
日時
2017年3月26日(日)-3月30日(木)11:00-17:00
場所
青森県十和田市稲生町14-54(吉田種苗店となり)
内容
津田翔平による公開制作
スペース内はご自由にご覧いただけます。
ぜひ遊びにいらしてください!
津田翔平|Shohei Tsuda
1986年東京都生まれ/茨城県在住。芸術家、実験建築家、グラフィックデザイナー、ノイズレーベルUNNOISELESS主宰、映像ユニットIN/AWT所属。
空間における個人の存在を探究する実験や、既にそこに在る事象を志向/拡張することで意識と無意識を反転させる作家。多次元空間を紡ぎ出すかの様に制作された作品群には、一貫して解体/測量/再構築といわれる建築的要素が含まれている。表現方法は建築・インスタレーション・絵画・彫刻・映像・音楽・ライブパフォーマンス・グラフィックデザイン・ノイズ音源のリリースなど多岐にわたる。
www.shoheitsuda.net
十和田市現代美術館まで電話、FAXまたはE-mailよりお申し込みください。
電話 0176-20-1127
FAX 0176-20-1138
E-mail info@towadaartcenter.com
メールの場合、件名にイベント名、本文に氏名・電話番号・人数等明記の上、お申し込みください。当館からの返信をもって予約完了となります。
お申込方法
参加の方は下記の項目を明記の上、電話、FAX、メール、郵送でご連絡ください。(3月14日締め切り/先着順)
・お名前、学校名、専門分野、年齢、ご連絡先電話番号、fax、ご連絡先メールアドレス
〈お申し込み・お問い合わせ〉
十和田市現代美術館 パートナーズ事務局(担当:佐々木美華子)
〒034-0082十和田市西二番町10-9
Tel:0176-20-1127
Fax:0176-20-1138
mail:info@towadaartcenter.com
関連イベント
十和田奥入瀬プロジェクト ラーニング・プログラム
親子のためのスクール 「いたずら研究」
ハッシュタッグ・アーツトワダ写真賞に応募してくださった一人一人の方にまず心からお礼を申し上げます。トワダの日常や劇的瞬間をカメラショットにとらえて、送ってくださったことで美術館のスタッフも街中の皆さんも暖かい気持ちに満たされました。写真はコミュニケーションを深めるツールだということをあらためて思っています。
審査をしてくださった飯沢さん、石川さん、岩木さん、細川さんも、200枚にもなる応募写真を丹念に見てくださって選んだ写真にコメントを下さいました。それぞれのプロの目と心をいただくこのチャンスはすばらしい。受賞者には励みとなるお言葉ですね。
十和田の商店街やアート広場、美術館の周辺をいろいろな時間帯で見ながら、カメラアングルもいろいろに考えて撮られたショットは、この十和田の街に住む喜び、訪れる楽しみをキリッと伝えてくれるように思います。十和田で見つけた「アートなもの」の供宴をどうぞお楽しみください。
<飯沢耕太郎賞>
■応募者名:happiness
■タイトル:ひづめ
■応募者コメント:迫力あるひづめが迫ってきました。撮影 十和田市現代美術館
審査員よりコメント
この角度から馬の足を見ると、こんな花が開いていた。そんな新鮮な驚きが、写真にくっきりとあらわれている。見慣れた風景も、ちょっと違った視点で見てみると、思いがけない姿をあらわすことがあるものだ。見ていてワクワクしてくる写真だ。
<飯沢耕太郎賞>
■応募者名:shulearns
■タイトル:開拓者たち
■応募者コメント:工事が始まる前の旧とうてつ駅ビル駐車場から八甲田山を望む。その昔、地元の建設業者たちは、技術力の高さを買われて、山を越え津軽の地を開発しに行ったという。
審査員よりコメント
昼から夜へと変化していく黄昏時の空気感が、微妙に色合いを変える空の描写によって、見事に表現されている。タイトルの意味がいまいち分かりにくいが、ブルドーザーを「開拓者」に見立てているのだろうか。気持ちが大きく広がっていく。
<石川直樹賞>
■応募者名:yumetosuraimu
■タイトル:ハタラキアリのアッタに守られるユメッコ
■応募者コメント:アリと同じポーズをしました〜
審査員よりコメント
背中のリュックと相まって画面自体にインパクトがありました。雪の白、空の青、アリの赤のコントラストも鮮やかです。
<石川直樹賞>
■応募者名:________84.88.
■タイトル:夜のゴースト
■応募者コメント:驚かせるわけでもなく十和田市民を見守っているように見えました。
審査員よりコメント
ゴーストを撮影した写真は他にもいくつもありましたが、これだけ何かが屹立しているという異物感が感じられてよかったです。
<岩木登賞>
■応募者名:リリー
■タイトル:アートは十和田を惜しみなく
■応募者コメント:十和田市現代美術館は雪景色と同化していて楽しかった。「美術館」「広場」などの境界線が無くなって、どこまでもアートが続いているような感じがした❄
審査員よりコメント
毒キノコのモニュメントが冷たい雪をかぶって見事に風景に溶け込んでます。草間ワールドが十和田の地に息づいてるようです。草間さんも喜んでるでしょう。
<岩木登賞・小池一子賞>
■応募者名:たくめい
■タイトル:カエルと馬の邂逅
■応募者コメント:十和田市の駒街道ならではの光景。
審査員(岩木登)よりコメント
青銅のカエルと馬が生きて会話しているような錯覚を覚えます。こういうフトした驚きの要素は写真に力を与えます。冬のつかの間の柔らかく暖かい光を捉えているのが効果的です。
審査員(小池一子)よりコメント
馬と人が生きてきた街の何気ない風景。雪が降った後に生きものたちが他の季節とは違った表情を見せることを知っている人のショットです。
現代美術と声高に言わないでも昔からこういう制作物を用意してくれた先人たちへの敬意を感じる作品です。
<十和田市商店街連合会賞>
■応募者名:shimohyonn
■タイトル:越えて越えて越えて
■応募者コメント:
A beautiful rainbow is spanning the sky
–
雨上がりの空に
そっと架かる
虹の橋
反射した光が
通りを七色にしちゃうんだ
明日の天気は
「虹」で決まり
審査員よりコメント
雨の降った後に架かる虹。商店街にもカラフルな虹が架かっていて思わず見上げてしまいます。大宮エリーさんによって架けられた虹のおかげで、商店街を通るだけで楽しい気分になります。何だか良いことがありそうですね。
<十和田市商店街連合会賞>
■応募者名:テケン バタ
■タイトル:逆さ十和田市現代美術館
■応募者コメント:6月のとある晩に見つけた風景です。この異様というか、異質な感じが気に入りました。
審査員よりコメント
青森県十和田市にいながら、まるで世界の風景のように色彩豊かで素敵な風景です。日中ではわからない夜ならではの素晴らしさも感じます。日常を離れて、ゆっくりとした静かな時間を感じる一枚。思わず散歩してみたくなります。
<小池一子賞>
■応募者名:rukasxxx
■タイトル:煌めきの中に
■応募者コメント:私が知っているあなたが私の知らないあなたであろうとも私に見せるその顔だけで充分
審査員よりコメント
Arts Towadaの広場にあるアートなものたちは気候、時間、光の具合で変化自在な表情を見せます。これヘンゲじざいと読んでね。そのヘンゲさを見事にとらえたショット。
金属のオブジェがヘンに柔らかく見えユーモラスな作品の誕生です。
<ピックアップ賞>
■応募者名:岾谷知樹
■タイトル:コールドカーテン
■応募者コメント:
冬の十和田湖と言えば飛沫氷。
氷柱のカーテンがお出迎え。
審査員よりコメント
この写真からは、厳しい寒さと澄み渡る空気が伝わってきます。
壮大な自然が日常のしがらみから解放してくれ、心を洗ってくれるようです。
十和田市商店街連合会 会長 細川興一
<ピックアップ賞>
■応募者名:岾谷知樹
■タイトル:冬花火
■応募者コメント:
綺麗に凍りついている様が見られて運が良かったです。
気になり、次の日も見に行きましたがなくなってました。
自然界では一期一会が多いと思いますが、また会いたいと思いました。
審査員よりコメント
とてもゴージャスな冬の景色です。氷のつぶつぶが本当に花火のよう。花のつぼみがガラス細工の中の宝石のように見えます。
飯沢耕太郎
※「コールドカーテン」と「冬花火」に対して。
氷というものに密着した目が徹底していてすばらしいです。「冬花火」には自然や生命の力強さを見せられて感動しました。
小池一子
※審査員賞受賞の作品は「応募作品」にて拡大してご覧いただけます。
飯沢耕太郎(写真評論家)
Koutaro Iizawa
1954年、宮城県生まれ。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。1991年、キヤノン主催「写真新世紀」、リクルート主催「写真ひとつぼ展」の立ち上げにかかわる。主な著書に『デジグラフィ』(中央公論新社)、『写真的思考』(河出ブックス)、『深読み!日本写真の超名作100』(パイインターナショナル)、『現代日本写真アーカイブ』(青弓社)など。
※プロフィール写真 撮影=ERIC
石川直樹(写真家)
Naoki Ishikawa
1977年、東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEWDIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に写真集『DENALI』(SLANT)など。
岩木登(写真家)
Iwaki Noboru
1953年、十和田市生まれ。2009年キヤノンカレンダー撮影担当。「原生の鼓動 Primitive Rhythms」展を全国巡回、福岡、大阪、名古屋、仙台、札幌、十和田市現代美術館、沼津市庄司美術館、青森県立郷土館ほかで開催した。NHK「小さな旅・20周年特集」、BSジャパン「写真家たちの日本紀行」出演。写真集『南八甲田の森を行く』(ART BOXインターナショナル)、『峡谷に宿るもの』(東奥日報社)、『ワッカ』など。2015年「フォトコン」審査員、2012年十和田市焼山に移住。
細川興一(十和田市商店街連合会 会長)
Kouichi Hosokawa
小池一子(実行委員長/十和田市現代美術館 館長)
Kazuko Koike
東京生まれ。「無印良品」創業以来アドヴァイザリー・ボード。武蔵野美術大学名誉教授。1983年~2000年日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」創設・主宰。現代美術の新しい才能を国内外に送り出した。2000年、ヴェニス・ビエンナーレ第7回国際建築展日本館「少女都市」、2012年、21_21DESIGN SIGHT(ミッドタウン)「田中一光とデザインの前後左右」他、企画監修多数。2011 年より「佐賀町アーカイブ」にて現代美術の資料検証に着手。近著/執筆に『素手時然』(平凡社)、『ISSEY MIYAKE三宅一生』(TASCHEN)がある。2016年4月より現職。
※プロフィール写真 photo: Yuriko Takagi
(敬称略・順不同)
※大変申し訳ございませんが、投稿時の注意点が守られていないと思われる応募作品の掲載は見送らせていただきました。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
※3月9日(木):Facebookを利用して応募された方で、未応募になってしまっていた作品を追加掲載いたしました。
※掲載は順不同です。画像をクリックすると拡大表示されます。
【WEB展覧会についてのお詫び 「Facebookで作品を応募してくださったみなさまへ」】
このたび、十和田奥入瀬プロジェクト #ArtsTowada写真賞にて、Facebookを利用して応募された作品が未応募の状態になっていることが判明いたしました。
ご応募されたみなさまには、多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
現時点で調査した結果、判明いたしました情報などにつきまして、以下のとおりご報告申し上げます。
今後、お知らせすべき新たな情報が判明した場合は、引き続きご報告させていただきます。
1. 経緯について
2017年2月28日(火)15時
#ArtsTowada写真賞へFacebookを利用して応募された方より 「自分の作品は注意点を守っているのに掲載されていない」とのご連絡をいただきました。
原因を調査した結果、ハッシュタグ「#ArtsTowada写真賞」を利用して応募作品の検索と収集を行った際に、Facebookでの応募作品が検索に該当していなかったことが判明いたしました。
2.調査結果
調査の結果、ハッシュタグでの検索に該当されなかった主な要因は以下の4点であると考えております。
(1)写真の投稿共有の範囲が「全員」以外になっている
(2)「公開されている投稿」の「フォローを許可する人」が「全員」以外になっている
(3)「プライバシー設定とツール」の「外部検索エンジンから私のタイムラインへのリンク」が「いいえ」になっている
(4)ハッシュタグにスペースが入ってしまっている。※3月8日(水)追記
〇「ArtsTowada写真賞」とワンフレーズで入力。
✕「Arts Towada 写真賞」とスペースを間に入れて入力。
上記につきましては、事務局から写真賞開催のお知らせをする際に、Facebookを利用し応募されるみなさまへの注意点としてお知らせすべきだったと反省いたしております。
3.お客様への今後のご対応とお問い合わせ先
大変恐縮ではございますが、下記の条件でメールにて再募集をさせていただきたいと考えております。
■再募集受付期間:
2017年3月1日(水)から2017年3月8日(水)18時まで
※締め切りました。
■応募条件:
※投稿前に「注意点」を再度ご確認ください
※以下の条件をすべて満たしていただける方のみご応募くださいませ
1. Facebookを利用して「#ArtsTowada写真賞」へ投稿された方
2. 受付期間中(1月2日から1月31日24時まで)に投稿された方
3. 「web展覧会」の「応募作品」に掲載されていない方
4. ご自身のFacebookを以下3点の設定にできる方
(1)投稿写真の投稿共有の範囲を「全員」にする
(2)「公開されている投稿(公開投稿のフィルタとツール)」の「フォローを許可する人」を「全員」にする
(3)「プライバシー(プライバシー設定とツール)」の「外部検索エンジンから私のタイムラインへのリンク」を「はい」にする
5. (1)から(3)までの条件を確認させていただくため、メール本文に応募作品のURLへのリンクを明記できる方
■応募方法:
・メールの件名に「#ArtsTowada写真賞再募集」と明記してください。
・メール本文に、お名前、お電話番号、応募作品のURLを明記してください。
■お問合せ先・応募先:
info@towadaartcenter.com
応募いただいた作品は審査員の方にも見ていただきます。
また、注意点など問題ない写真に関してはweb展覧会にてご紹介させていただきたいと考えております。
※2017年3月14日。
審査員の方に見て頂き、気になる作品にコメントをいただきました。
複数のコメントが寄せられた作品を「ピックアップ賞」とさせていただきました。
このたびは、ご応募されたみなさまには多大なるご迷惑をおけかしたことを深くお詫び申し上げます。
今後は十分に注意し、二度とこのようなことを繰り返さないよう気をつけます。
今後とも十和田奥入瀬プロジェクト実行委員会をよろしくお願いいたします。
1974年東京出身
1998年武蔵野美術大学卒業。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ大学院サーティフィケイトコース修了。ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン・ファインアート修士課程修了。
近年の展覧会:2013年「パンに石を入れた17の理由」switch point、2014年「林スンの肖像」LOOP HOLE、2015年「美術館の幽霊」クリテリオム・水戸芸術館、2015年「われらの時代:ポスト工業化社会の美術」金沢21世紀美術館、2016年「BLACK CIRCLE is NOTHINGNESS」ガレリア・フィナルテ、2016年「富士の山ビエンナーレ 2016」、2017年「MERZ」HAGIWARA PROJECTS
杉浦幸子 Sachiko Sugiura
武蔵野美術大学芸術文化学科教授。ソーシャルデザイナー。1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部哲学科美学美術史専攻卒業。ウェールズ大学院教育学部修了。第1回横浜トリエンナーレ教育プログラム担当、森美術館パブリックプログラムキュレーター、京都造形芸術大学プログラムコーディネーターなどを経て、2012年より武蔵野美術大学准教授。2014年度より現職。
武蔵野美術大学の教員免許状更新講習では「ミュゼオロジーと鑑賞教育」を担当。また、近隣の中学校と連携し、中学生、大学生、地域をつなぐソーシャルデザインプロジェクト「みらいのたいよう計画」など、学校機関との連携を継続的・長期的に実施している。
お申込方法
十和田市現代美術館まで電話、FAXまたはE-mailよりお申し込みください。
電話:0176-20-1127
Fax :0176-20-1138
メールの場合、件名にスクール名を記載し、本文に、参加者氏名・年齢・電話番号・保護者見学の場合その旨明記の上、info@towadaartcenter.com までお送り下さい。
当館からの返信をもって予約完了となります。
※十和田市現代美術館 担当:見留、佐々木、新岡
申し込み締切
3月3日(金)※講座の2日前まで(満了次第、受付終了となります。)
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電話:0176-20-1127
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※十和田市現代美術館 担当:見留、佐々木、新岡
申し込み締切
2月16日(木)※講座の2日前まで(満了次第、受付終了となります。)
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※十和田市現代美術館 担当:見留、佐々木、新岡
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3月21日(火)※講座の2日前まで(満了次第、受付終了となります。)
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3月17日(金)※講座の2日前まで(満了次第、受付終了となります。)
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※十和田市現代美術館 担当:見留、佐々木、新岡
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※定員満了となりました。
2月23日(木)※講座の2日前まで(満了次第、受付終了となります。)
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電話:0176-20-1127
Fax :0176-20-1138
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※十和田市現代美術館 担当:見留、佐々木、新岡
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※定員満了となりました。
2月24日(金)※講座の2日前まで(満了次第、受付終了となります。)
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電話:0176-20-1127
Fax :0176-20-1138
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当館からの返信をもって予約完了となります。
※十和田市現代美術館 担当:見留、佐々木、新岡
申し込み締切
※定員満了となりました。
2月22日(水)※講座の2日前まで(満了次第、受付終了となります。)
関連プロジェクト
開催日時
2016年11月03日(木祝) 14:00〜15:40(予定)※受付13:30〜
お申し込み・お問い合わせ
十和田市現代美術館 パートナーズ事務局まで
申し込み用紙に記載の上FAXまたはE-mailよりお申し込みください。
メールの件名にイベント名、本文に氏名・電話番号・人数等明記の上、お申し込みください。
当館からの返信をもって予約完了となります。
電話 0176-20-1127
FAX 0176-20-1138
E-mail info@towadaartcenter.com
※TAPS会員限定イベントです。イベント申し込みと同時に入会することもできます。
出発日
平成28 年11 月16 日(水) 2泊3日
申し込み締め切り
11 月4 日(金)
最少催行人員
10 名(最大18 名)
参加資格
十和田市現代美術館パートナーズ[TAPS] 会員と会員のご家族やお友だち(何名でも)。 ※ツアー申し込みと同時に入会することもできます。
旅行代金(お一人様)
七戸十和田駅 発着 67,000 円(ジパング倶楽部会員 *58,500 円)
那須塩原駅 発・宇都宮駅着 40,000 円
お申し込み・お問い合わせ
十和田市現代美術館 パートナーズ事務局まで申し込み用紙に記載の上FAXまたはE-mailよりお申し込みください。
電話 0176-20-1127
FAX 0176-20-1138
E-mail info@towadaartcenter.com
※お申し込みいただけましたら当館より折り返しご連絡いたします。その後旅行代金をお振り込みいただきます。
※募集は終了いたしました。ありがとうございました。
各所リンク先
KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
季節の懐石・温泉 割烹旅館かめや
ゆばの里 豆仙
益子町観光協会
益子焼つかもと
穂積家住宅
笠間稲荷神社
◎TAPSではここでしか体験できないアートを楽しむツアーを毎年開催しています。
昨年のプレミアムアートツアー
3331 アート千代田、森美術館「村上隆の五百羅漢図展」(南條史生館長による解説付き)、東京都美術館「ボッティチェリ展」などを巡りました。