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2023年1月8日(日) 13:00 - 16:00
八戸市の現代芸術教室アートイズと十和田市現代美術館が共催するワークショップシリーズ。
今回は、2021年に十和田市現代美術館に仲間入りした塩田千春さんの《水の記憶》をテーマに、中高生のためのワークショップを行います。
実際の作品にも使われている赤い糸でいろいろなものをつないでみながら、「人やものと“つながる“って一体なんだろう?」ということを、みんなで考えて、からだと心で感じとってみたいと思います。
ワークショップの合間には、お茶を飲みながらのほっこりタイムも。
アートに興味のある人もそうじゃない人も、冬休みの終わり、美術館で過ごしてみませんか?
<プログラム内容>
1)思考のワーク
ウォーミングアップとして、みんなでちょっと頭を使って何気ない日常の風景の中の、目には見えないさまざまな「つながり」を考えます。
例えば、今、身に着けている衣服は、いつどこでどんな風に誰の手でつくられ、どうやってここにいる私たちの身体にたどりついたのだろう?手に入れた時の思い出は?
2)ほっこりタイム
みんなでのんびりお茶を飲みながら、参加者たちが描き出した「つながり」を眺めておしゃべりをします。
偶然集った、出会ったばかりの誰かとの何気ないおしゃべりの中、参加者それぞれの「いまここ」の背後には、たくさんの人や物の存在、そのそれぞれにまつわる縁や記憶、関係性が無数に連なっていることを感じられるはずです。
3)身体を使ったワーク
作品の素材(赤い糸)を使い、参加者同士の身体をつなぎ動いてみる身体表現のワークを行います。
自分と他者とが物理的につながった中で身体を動かしてみると、緊張感や不自由さにがんじがらめになったり、糸を通して伝わってくる誰かの存在が支えに感じられたり、相手のことを想像しコミュニケーションを試みてみたり、伝わらなさにヤキモキしたり、独りよがりになってしまったり…。それらは全て、「誰か(何か)とつながる」という経験に付随する感覚ではないでしょうか。
4)作品鑑賞
最後に塩田千春《水の記憶》を鑑賞します。
物の過去・現在に想像を膨らませ、自らの身体を使って「つながり」を体感した後に見る作品は、以前とは比べものにならないぐらい、多くのことを私たちに物語ってくれるはずです。
<こんな人におすすめ>
・アートの楽しみ方がわからない(でも、興味がないわけではない)人
・アートっておもしろいの?って思っている人
・時間を持て余している人
・いつもと違う時間の過ごし方をしたい人
・何かに行き詰まっている人
・人間関係に悩んでいる人
・SNS疲れしている人
・新しい出会いを求めている人
名称
会期・日時
会場
十和田市現代美術館
対象
中学生、高校生
定員
15名 ※要申込・先着順
参加費
500円
持ち物
動きやすい服装でお越しください。
その他については、お申し込み受付後に別途ご案内します。
講師
磯島 未来(振付家・ダンサー)
佐貫 巧(八戸学院大学短期大学部幼児保育学科 准教授)
夏堀 円(デザイナー)
申込方法
お電話または、下記のフォームよりお申し込みください。
TEL 0176-20-1127
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