過去のイベント
2025年9月15日(月) 11:00 - 12:00
げんびさんぽは、「作品にひとつの決まった答えはない」という前提のもと、より気軽に、そしてより深く作品を味わってもらうための取り組みです。
いわゆる“作品の解説“ではなく、「これは何だろう?」「こんな風に感じる!」など、それぞれが感じた素朴な疑問や発見を大切に、げんびサポーター(当館ボランティア)や美術館スタッフがみなさんとおしゃべりしながら一緒に、毎回1作品にスポットを当てじっくりと時間をかけて鑑賞します。
今回は、エルヴィン・ヴルム《ファット・ハウス》の鑑賞を予定しております。
散歩をしながら新しい景色に出会うように、げんびさんぽで作品の新たな魅力を発見してみませんか?
名称
会期・日時
参加費
無料
※今回は屋外作品のため観覧チケットは不要です。
集合場所
十和田市現代美術館 受付(チケットカウンター)
定員
20名(事前予約優先/先着順)
お申し込み
定員に限りがあるため事前予約優先とさせていただきます。
定員に余裕がある場合は当日のお申し込みも受付いたします。
・お電話・FAXで → [ 参加者氏名 / 年齢 / 電話番号 / メールアドレス ] をお知らせください。
・インターネットで → 下記の申し込みフォームより
9/15(月祝)の『対話を介した鑑賞プログラム「げんびさんぽ」』では、エルヴィン・ヴルム《ファット・ハウス》を参加者みんなでおしゃべりしながらじっくりと鑑賞しました。
屋外にある《ファット・ハウス》を、正面だけではなく側面、裏側も観てまわりました。
それぞれの場所で、気づきや発見したことを交流したあと、《ファット・ハウス》の中に入り映像作品を鑑賞しました。
再び作品の正面に移動して、映像作品を鑑賞した後で、作品に対する印象や感想を交流しました。
映像作品を鑑賞する前と後で、感想が変化した参加者もいました。
感想を話し合う際、アートコミュニケーターが参加者に「なぜそのように感じるか」を問いかけると、さらに話すことでより自分の考えや感じた根拠に気づいたりしました。
さらに他の参加者も「自分もそう思う」と共感したり、「私はこんな風に思った」など他の考えを述べたりと、参加者みんなで鑑賞体験をしました。
参加者からは、
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・「考える」「意見をもつ」ということのハードルを下げてくれるとてもいいイベントだと思っています。今回も、たくさんの感想を聞けて、解釈に幅が出ましたし、制作者の意図はあっても、アートは自由だ!と思えたので、またすこし鑑賞がたのしくなりそうです!
・色々な意見をききながら鑑賞できるというのが新鮮でよかった。
・人間の自由な考えはとてもすばらしく、いろんな意見が自分を大きくしてくれるなと思いました。
・年齢や住んでいるところも異なる人と意見交換をすることができて、家族内や学校内ではできない体験だと思いました。
・もっともっと人気のイベントになってほしい!!!!!
・ギャラリートークだけでなく、今回のような体験型のプログラムがあったらぜひ参加したい。
・子供の素直な意見も聞いてみたいな〜と思いました。
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といった感想をいただきました。
今回もご参加ありがとうございました!