今後の企画展
2022年9月17日(土) - 12月18日(日)
十和田市現代美術館では、美術館から徒歩約7分のまちなかで、新たに「space」を展示室として運営します。
アーティスト目[mé]による《space》は、一軒の空き家を大胆に展示室へと改装した作品です。
2022年5月まで企画展Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」展の出品作品の一つとして展示してきましたが、7月より十和田市現代美術館のまちなか展示会場として活用していきます。これまでにも当館では、個々の展示室が、まちへと広がっていくという建築構想のもと、商店街や奥入瀬渓流のホテルで展示を行ってきました。「space」は展示室そのものが作品という特殊な空間であり、そこで若手アーティストによる実験的な表現を紹介していくことで、これまでにない新たな視点や可能性を見出す場として展開していきます。
2022年度後半には青柳菜摘の個展[会期:9月17日(土)– 12月18日(日)]を開催します。
展示の詳細につきましては、後日ご紹介いたします。
画像:《家で待つ君のための暦物語》2021年
ビデオ・インスタレーション
※参考作品
美術家。1990年東京都生まれ。ある虫や身近な人、植物、景観に至るまであらゆるものの成長過程を観察する上で、記録メディアや固有の媒体に捉われずにいかに表現することが可能か。リサーチやフィールドワークを重ねながら、作者である自身の見ているものがそのまま表れているように経験させる手段と、観者がその不可能性に気づくことを主題として取り組んでいる。
2016年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。近年の活動に《TWO PRIVATE ROOMS-往復朗読》(オンライン・プロジェクト、2020–)、「『新しい成長』の提起:ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」(東京藝術大学大学美術館、2021)など。また書籍に小説「フジミ楼蜂」(『ことばと』vol. 3、書肆侃侃房、2021)、詩集『家で待つ君のための暦物語』(2021)がある。プラクティショナー・コレクティヴであるコ本や honkbooks主宰。「だつお」というアーティスト名でも活動。datsuo.com
名称
会期・日時
会場
space(十和田市現代美術館サテライト会場)
住所:青森県十和田市西三番町18-20
開館時間
10:00 – 17:00
休館日
月曜日(祝日の場合はその翌日)※十和田市現代美術館の休館日に準じます。
観覧料
無料
主催
十和田市現代美術館
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