過去の企画展
2012年4月21日(土) - 9月2日(日)
栗林隆は一貫して人間と自然の関係性を表現の主題とし、「境界」をテーマに作品を展開してきた。ドイツ語で「湿地帯」を意味する常設作品《ザンプランド》もそのひとつ。本展は栗林の国内では初となる個展として、「水」をテーマにした大規模な新作インスタレーション4作品で構成された。さらに展示作品は美術館のみならず、まちなかにも展開し、より多様な表現を実現。われわれの自然への考え方を一変させた東日本大震災の後で、栗林の作品は、人間の根源的な感性や、環境に対する思いをあらためて深める契機となった。
栗林隆
1968年長崎県生まれ。武蔵野美術大学卒業。その後ドイツに留学、2002年デュッセルドルフ・クンストアカデミーをマイスターシューラーとして修了。国内外の現代美術展に多数参加し、海外においても高い評価を得ている。国内では青森県の十和田市現代美術館にて恒久作品が設置。2010年森美術館「ネイチャー・センス」展、2011年BEYOND MUSEUM「INBETWEEN」展など展覧会多数。2011年第7回武蔵野美術大学建築学科芦原義信賞受賞。
名称
会期・日時
会場
十和田市現代美術館
観覧費
一般500円 ※常設展示は別途観覧料が必要です。(常設500円+企画400円の「共通券」もございます) 団体(20名以上)300円、高校生以下無料
主催
栗林隆展実行委員会(十和田市、十和田市現代美術館、株式会社まちづくり十和田、十和田市商店街連合会)
協力
ART & STYLE/ape rossa
一般社団法人モア•トゥリーズ
H.L.N.A
株式会社ウェットスーツチコ
株式会社三陽商会
株式会社サンヨーソーイング
上北森林組合
志津野雷
関澤製作所
ビークル・プラス
FLAT
武蔵野美術大学日本画研究室
ムトウ工作
有限会社現代工房
有限会社吉田造園企画
企画・企画協力
ナンジョウアンドアソシエイツ
後援
東奥日報社, デーリー東北新聞社, 青森放送, 青森テレビ, 青森朝日放送, 十和田市教育委員会