過去の企画展

田中忠三郎が伝える精神

2014年11月01日(土) - 2015年02月15日(日)

企画展について

古来人々は過酷な自然との闘いの中で生き抜くために、手に入る素材から必要な衣類や道具を生み出し、伝え、生活文化を培ってきました。日本列島本州最北端の青森の地においても、雪に閉ざされた厳しい冬を乗り越えるために様々な生活の道具や技術が伝えられています。

本展では、青森に生まれ育ち、そうした文化を調査研究してきた田中忠三郎が生涯をかけて収集した衣服や民具とともに、独自の視点で様々な素材に向き合ってきた現代の作家作品もあわせて展示します。

「縫う」「刺す」「繋ぐ」等の様々な行為の先には、どのような世界が広がっているのでしょうか。ひと刺し、ひと継ぎといった行為は些細なものですが、それが時とともに積み重なり形になってゆくとき、そこにはどのような生き方が映し出されるのでしょうか。田中忠三郎のコレクションは、自然環境が厳しければ厳しいほど、また人間が弱ければ弱いほど、それらは力強いものとなって現れるということを告げています。

安価で使い捨てを促す現代のなかで、身の回りのものに手を加え、繰り返し生み直してゆく行為が開く世界。その世界の様々な場面を織りなしてきた手わざの跡と生き方に触れてみてください。

アーティスト

田中忠三郎, 天羽やよい, 泉山朗土, 平田哲朗, 伏木庸平, 村山留里子, 山下陽光, リトゥンアフターワーズ

概要

名称

田中忠三郎が伝える精神

会期・日時

2014年11月01日(土) - 2015年02月15日(日)

会場

十和田市現代美術館

ほか

観覧費

企画展+常設展セット券1000円、企画展の個別料金は600円、団体(20名以上)100円引き、高校生以下無料

主催

十和田市現代美術館
読売新聞社
美術館連絡協議会

共催

青森放送株式会社

協力

青森県立郷土館
暮らしのクラフトゆずりは
佐藤陽子こぎん展示館
南部裂織保存会
南部菱刺研究会
ヒトとテシゴト会
弘前こぎん研究所
星野リゾート 青森屋
三沢市寺山修司記念館
山本現代

協賛

ライオン
清水建設
大日本印刷
損保ジャパン日本興亜

企画・企画協力

アミューズ ミュージアム, 十和田市郷土館

後援

十和田市教育委員会

関連イベント

過去のイベント

「手わざ」工房にて「部活」いろいろ活動中

2014年11月29日(土) 09:00

部活のある日は見学できます。 手わざなワークショップも開催しています。

過去のイベント

三瀬夏之介(美術家、東北芸術工科大学 教授)× 藤浩志(十和田市現代美術館 館長)『忠三郎と東北画』

2015年01月11日(日) 14:00

「東北画は可能か?」のメンバーが、田中忠三郎との出会いから裂織作品の展開までをお話しします。 *「東北画は可能か?」とは 三瀬夏之介と鴻崎正武を中心に2009年に東北芸術工科大学で結成された「東北」における「美術」を考えるチュートリアル活動。

過去のイベント

大久保学(十和田市郷土館 学芸員) 『青森南部のくらし』

2015年01月31日(土) 14:00

青森県は中央を走る奥羽山脈により、日本海側 の津軽地方と、太平洋側の南部地方に分けられます。 十和田市は南部地方にあたり、田中忠三郎コレクションには、南部地方の衣服や民具が少なくありません。特に国指定重要有形民俗文化財となったタツケ(ズボン状の野良...

過去のイベント

繋ぐーTSUNAGU ー 茶会

2015年02月01日(日) 10:00

青森に生まれ育った民俗学者・田中忠三郎が生涯をかけて収集した、重要有形民俗文化財を含む衣服や民具のコレクション約100点と、現代作家作品を合わせて展示する本展をご観覧いただくとともに、本展にちなんだ呈茶を催します。青森の昔のくらしに思いをはせながら、...