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2019年9月29日(日) 10:30 - 12:00
今週のアートイズは、十和田市現代美術館とのコラボ企画第5弾です。
常設展示作品の栗林隆《ザンプランド》をモチーフに、大きな白いシートに絵を描き、子どもの世界の「境界」をテーマに作品をつくります。
ぜひご参加ください。
※無事終了いたしました。当日の様子はレポートをご覧ください。
名称
会期・日時
会場
十和田市現代美術館
対象
3歳~小学校4年生
料金
材料費500円(観覧料:高校生以下無料)
講師
佐貫 巧(八戸学院大学短期大学部幼児保育学科 准教授)
沼尾 大伸(幼稚園教諭)
持ち物
なし(汚れても良い服装でお願いします)
駐車場
美術館裏にございます
申込方法
電話、FAXまたはE-mailよりお申し込みください。
十和田市現代美術館
電話 0176-20-1127
FAX 0176-20-1138 E-mail info@towadaartcenter.com
メールの件名にイベント名、本文に氏名・電話番号・人数を明記の上、お申し込みください。
当館からの返信をもって予約完了となります。
※アートイズメールでの申込も可能です:artis8nohe@gmail.com
佐貫氏主宰の「アートイズ」とのコラボ企画第5弾。今回は、常設展示作品の栗林隆《ザンプランド》をモチーフに、大きな白いシートに絵を描くワークショップ。
3歳から小学4年生までの子どもたちに、「境界」とは何かを伝えるところからスタートしたワークショップ。
まずは、広げた大きな白いシートにカラフルなテープでラインを引き、男の子かな?女の子かな?、どこに住んでますか?など属性を問い、「境界」ってなんだろう?と体感させるアクション。その後、常設展「ザンプランド」を鑑賞。何が見えるかな?という問いかけから、天井の穴の上に何かあるらしいと発見した子どもたち一人一人が穴から上を覗き、また何が見えたかを確認しました。
下の部屋と上の部屋とが全然違ったけど、アザラシで繋がっている!という発見を携えて、白い布に、絵の具でいっぱい色を塗る時間に。
絵筆はなんと掃除道具!箒やブラシ、柄付きたわし、スポンジなどなど。だんだんと色が混ざって境界はすっかりマーブルになっていく、という趣向。
最後は様々な色の塗られたシートに人数分の穴を開けて、みんなで顔を出し、境界を超えるアザラシ気分で記念撮影。
作品を見て発見する楽しみやわくわく、不安などの感情と、ものを作る爆発的な楽しさが詰まっているのはもちろん、こどもには難しいと思う概念も噛み砕いて伝え、さらに、その概念と身体で感じ、考えさせる可能性を感じたワークショップでした!