過去のイベント
2021年4月10日(土) 13:30 - 14:00
塩田千春と名和晃平による新たな常設作品の公開を記念して、館長・鷲田めるろによるギャラリートークを開催し、作品を前に、作家や作品について解説いたします。
開催日の10日は十和田市民の方が常設展を無料で鑑賞できる市民無料デーとなりますので、ぜひこの機会にご参加ください。
※十和田市民の方は、イベント開催時間の前に、受付にマイナバーカード、免許証や保険証など住所が確認できるものをご提示ください。
※参加希望の方は、『新型コロナウイルス感染防止対策とお願い』をご一読くださり、ご理解とご協力をお願いいたします。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、開催内容が変更となる場合がございます。
名称
会期・日時
会場
十和田市現代美術館
塩田千春展示室、名和晃平展示室
対象
どなたでも
料金
無料※要常設展チケット
定員
10名(事前予約制/先着順)
集合場所
十和田市現代美術館 エントランス
お申込み
定員制のため要予約
電話、FAXまたはE-mailよりお申し込みください。
電話 0176-20-1127 FAX 0176-20-1138 E-mail info@towadaartcenter.com
メールの件名にイベント名、本文に氏名・電話番号・人数を明記の上、お申し込みください。当館からの返信をもって予約完了となります。
鷲田めるろ(わしだ・めるろ)
1973年京都市生まれ。十和田市現代美術館館長。東京大学にて西洋美術史を学ぶ。開館5年前に金沢21世紀美術館建設事務局に着任、同館の立ち上げに関わり常設作品の設置などを担当。2004年の開館後、「妹島和世+西沢立衛/SANAA」(2005)や「金沢アートプラットホーム2008」、イェッぺ・ハイン(2011)、島袋道浩(2013-14)の個展など数多くの展覧会、プロジェクトを企画。金沢21世紀美術館在籍中、第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーターに選出される(2017)。2018年独立し、フリーランスキュレーターとして、あいちトリエンナーレ2019キュレーターなどを務める。2020年4月より現職。
撮影:小山田邦哉
塩田千春と名和晃平による新たな常設作品の公開を記念して、4月10日(土)十和田市民に向けて館長・鷲田めるろによるギャラリートークを開催し、作品を前に作家や作品について解説致しました。館長・鷲田による一般の方に向けたギャラリートークは、昨年4月に館長に就任してから初の開催となります。
当館では毎月10日、十和田市民の常設展観覧料が無料となる「市民無料デー」を設けており、今回ぜひ市民の方々に新しい作品を知っていただきたく、無料デーに合わせて本イベントを開催しました。今回は、小学生から中高年までと幅広い世代の方に参加してくださいました。
作家の紹介や作品のコンセプト、見どころなどの他、作品がどのように制作されたか、配置をどうやって決めたかなど、十和田での展示の裏話などを交えて解説を致しました。
参加された中には、解説を聞きながら頷いている方や、熱心にメモを取っている方もおり、みなさまとても真剣に解説に聞き入っている姿が伺えました。少人数制で開催したことで、館長と市民の方との対話も進み、賑やかなトークとなりました。
参加された市民の方に感想を尋ねると以下のように答えてくださいました。
「十和田で新しく展示されている作品への理解が深まった」
「館長の話が面白くてあっという間に時間がたった。もっとお話しを聞きたい」
「塩田さんの作品で、展示室の床が水面と考えていたが、作品と観覧車が水中にいるという捉え方もできるということにハッとした」
「名和さんの作品の第一印象は球体に光が反射して見た目がきれいだった。そこに今回、作家の言う「映像的な経験」という考え方を知ることができて、より作品を身近に感じることができた」
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。