「谷中佑輔 弔いの選択」1万人の方にご来場いただきました

十和田市現代美術館で、2024年12月7日（土）より開催している企画展「谷中佑輔　弔いの選択」は、本日3月19日（水）、来場者1万人を突破しましたのでお知らせします。
本展は、老いや病気、怪我、障害といった全ての身体が本質的にはらむ脆弱性と、それを克服しようと日々進化する医療技術が私たちに抱かせる欲望や儚い希望、また必ずしも思い通りにならない脆さを抱えながら生きることなどについて考察し、会期中にパフォーマンスを発表、新作のインスタレーションや彫刻、映像インスタレーションを展示しています。

記念すべき1万人目の来場者となったのは、埼玉県からお越しのご姉妹のお二人で、当館と八戸市美術館を巡る青森のアート旅の中でご来館されました。
記念セレモニーでは、十和田市現代美術館 本展担当キュレーター外山有茉より記念品（「谷中佑輔　弔いの選択」展カタログ引換券、cube cafe & shopのスイーツ・ドリンク引換券、十和田市現代美術館招待券ペア1組、美術館エコバッグ）をプレゼント。出展作品《Gallop》を鑑賞され、「吊された黒い袋が規則的に動いていると思ったが、ランダムに動き出し、音がどんどん大きく変化していったのが興味深かった。展示空間に良い意味で余白があり、余計な先入観なく鑑賞できた。」とコメントされました。

多くのお客様にご来館いただき、心よりお礼申し上げます。
「谷中佑輔　弔いの選択」は3月23日（日）まで開催します。
みなさまのご来場をお待ちしております。