1. 日本の今を代表するインディペンデント・アニメーション作家たちが一堂に会する
ひらのりょうは、マンガ『FANTASTIC WORLD』をはじめ、近年では俳優としての活動を開始。チャットモンチーや 水曜日のカンパネラらのミュージックビデオを手掛ける ぬ Q は独自の世界観によるマンガやイラストレーションも人気。 最後の手段はマンガとアニメの融合や数々のミュージックビデオ、さらには立体作品により太古と今をつなげる深遠な 世界を展開。それぞれがマルチメディアな活動をする注目のアニメーション作家たちです。
2. 3組のコラボレーションにより展示空間が「かいふくのいずみ」に変身
「冬眠映像祭」は単なる映像の上映企画ではありません。参加アーティスト3組が合同で世界観を設定、アニメーションもそれ 以外も、新作や過去作を集めることで、展示空間全体をひとつのコンセプトに基づいた世界へと変容させます。 今回は、十和田市でのリサーチを経て、展示空間が「かいふくのいずみ」をコンセプトとした空間に変身します。
3. 十和田でのリサーチにインスパイアされた共同制作の新作を発表
今年8月、3組のアーティストは十和田を訪問。十和田湖や奥入瀬渓流、さらには十和田市をとび出してピラミッドをはじ めとする様々なパワースポットをめぐりました。そこで受け取った霊性をインスピレーションとして、3組が合同で新作映像 インスタレーションを制作、冬眠映像祭にてお披露目をします。
土居伸彰(どい・のぶあき)
アニメーション研究・評論、各種プロデュース。ニューディアー代表。新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクター。ユーリー・ノルシュテイン作品を起点にアニメーションの理論的・歴史的研究と執筆をするかたわら、海外アニメーション作品の配給や各種イベントの企画・運営を行う。ファントーシュ国際アニメーション映画祭の日本特集メインキュレーターほか、海外映画祭での仕事が多数。キュレーターの仕事としては、「イン・ア・ゲームスケープ ヴィデオゲームの風景,リアリティ,物語,自我」(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、谷口暁彦との共同キュレーション)がある。著書に『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』『21世紀のアニメーションがわかる本』(ともにフィルムアート社)など。
1. AKI INOMATAの作品群が包括的に見られる国内初の機会
これまでKENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭やAsian Art Award 2018などで一定規模の展示をしてきたINOMATAですが、6つのプロジェクトを同時に見せる最大規模の展示となります。
2. 生きたやどかりが展示室にやってくる!
INOMATAの大切なコラボレーターである、生きたやどかりが、十和田市現代美術館で生体展示されます。INOMATAの自作の「やど」(3Dプリンターで制作した殻)に引っ越しする場面をライブで目撃できるかも!?通常、美術館内での生体展示は難しいため、今回の展覧会は貴重な機会となります。
※生体展示に当たっては研究者・研究機関に助言をいただきながら実施しています。
3. 十和田ゆかりの南部馬をテーマにした新作映像《ギャロップする南部馬》が登場
INOMATAはかつて十和田を含む南部地方で飼育されていた南部馬をテーマに、この十和田での展示に合わせて滞在制作を行いました。どうぞご期待ください。
AKI INOMATA 記録集
『AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき』
株式会社美術出版社より2019年10月25日発売予定。
現代美術家、AKI INOMATA初の記録集。
美術館では初となる個展、「AKI INOMATA:Significant Otherness(シグニフィカント・アザネス)生きものと私が出会うとき」を記念しての刊行となります。代表作の《やどかりに「やど」をわたしてみる》から、新作の《ギャロップする南部馬》まで、13のプロジェクトを本人の解説と美しいビジュアルで紹介しています。
[記録集]
『AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき』
サイズ:A5サイズ(176ページ)
言語:日英バイリンガル
出版:株式会社美術出版社
販売価格:3,200円(税別)
発行日:2019年10月25日
論考執筆者:
パオラ・アントネッリ(MOMA キュレーター)
温 又柔(小説家)
岩崎 秀雄(研究者、アーティスト)
港 千尋(写真家、映像人類学)
小池 一子(十和田市現代美術館 館長)
金澤 韻(本展覧会キュレーター、十和田市現代美術館 学芸統括)
アートディレクター:吉田 昌平(白い立体)
取り扱い:十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」、全国主要書店
ただいま、カフェ&ショップcubeにて、ご予約を受け付けております。
郵送をご希望の場合は、本体価格(3,200円+税/予定)+レターパックライト代(370円)にて承ります。
お問い合わせ:
十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」
Tel: 0176-22-7789
E-mail: cube@towadaartcenter.com
【トークイベント】AKI INOMATA×港千尋(銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE)
10月28日(月)、銀座 蔦屋書店内 BOOK EVENT SPACEにて、『AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき』の刊行を記念して、現代美術家 AKI INOMATA氏と港 千尋氏によるトークイベントが開催されます。
■日時:2019年10月28日(月)19:00-21:00
■場所:銀座 蔦屋書店内 BOOK EVENT SPACE
■主催:銀座 蔦屋書店
■定員:60名
■問い合わせ先:03-3575-7755
※参加条件・申込方法など詳細はこちら(銀座 蔦屋書店WEBページ)。
「地域アートはどこにある?」プロジェクト書籍
来場者4万人突破! 大都市から離れた美術館が多くの来場者を集めた展覧会「ウソから出た、まこと」展。
北澤潤、Nadegata Instant Party、藤浩志という3組のアーティストを迎えたこの展覧会は、作品展示にとどまらず、十和田市の住民を巻き込んだ「地域アートはどこにある?」というプロジェクトに位置付けられていました。
地域におけるアートは住民、アーティスト、行政など様々な関係者とそれぞれの思考が混ざり合って成り立っています。
それは「地域アート」という言葉で語れることなのか。
展示紹介やプロジェクト中のクロストークを収録、十和田という現場の実践と思考の軌跡・論稿を、住民や様々なゲストとともにまとめた1冊です
[書籍]
「地域アートはどこにある?」
サイズ:A5サイズ(240ページ) 並製
言語:日本語
発行:堀之内出版
販売価格:3,500円(税別)
書店販売日:2020年3月30日
ISBN:978-4-909237-47-7
Cコード:C0070 一般 単行本 芸術総記
十和田市現代美術館(編集)、小川 希(著/文)、金澤 韻(著/文)、北澤 潤(著/文)、木ノ下 智恵子(著/文)、小池 一子(著/文)、里村 真理(著/文)、高須 咲恵(著/文)、中村 政人(著/文)、ナデガタインスタントパーティー(著/文)、中崎 透(著/文)、山城 大督(著/文)、野田 智子(著/文)、原田 裕規(著/文)、林 曉甫(著/文)、日比野 克彦(著/文)、藤井 光(著/文)、藤 浩志(著/文)、藤田 直哉(著/文)、星野 太(著/文)、見留 さやか(著/文)、ミヤタ ユキ(著/文)、目[mé](著/文)、山出 淳也(著/文)、山崎 亮(著/文)
取り扱い:十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」、全国主要書店
※オンラインでも販売しております。
お問い合わせ:
十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」
Tel: 0176-22-7789
E-mail: cube@towadaartcenter.com
1. 新作インスタレーション
作家が追い求める「永遠の運動体」のイメージに近づくため、これまでにない新しい方法論で、インスタレーションを展示します。
2. 日本初公開の大型彫刻作品
1.の作品と関連する、音響を使った大型彫刻作品が日本で初公開されます。
3. 毛利悠子の実践を様々な角度から紹介
即興で作られるインスタレーション、映像、版画作品の他、美術館を飛び出し街中にも作品が展示されます。展示室や街中を移動しながら、作家の思考を追体験していただけます。
「毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする」展覧会カタログを刊行いたします。
毛利悠子美術館初個展の展覧会カタログ!
新作の大型音響彫刻によるインスタレーション写真をはじめ、全作品の展示風景写真、
多彩な執筆陣による論考、毛利悠子さんのロングインタビューを収録した充実の内容です。
[図録]
「毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする」
サイズ:A5サイズ(100ページ程度)
言語:日英バイリンガル
発行:有限会社 月曜社
販売価格:2,200円(税別)
発行日:2019年2月17日(日)
論考執筆者:
エマ・ラヴィーニュ(ポンピドゥ・センター・メッス 館長)
畠中 実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 主任学芸員)
金澤 韻(本展覧会キュレーター、十和田市現代美術館 学芸統括)
ロングインタビュー:
聞き手:金澤 韻+島貫 泰介(美術ライター、編集者)
デザイン:佐々木 暁
撮影:小山田 邦哉
取り扱い:十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」、全国主要書店
ただいま、カフェ&ショップcubeにて、ご予約を受け付けております。
郵送をご希望の場合は、本体価格(2,000円+税/予定)+レターパックライト代(360円)にて承ります。
お問い合わせ:
十和田市現代美術館カフェ&ショップ「cube」
Tel: 0176-22-7789
E-mail: cube@towadaartcenter.com
1. 新作発表
スゥの代表的スタイルである半透明の布を使った大型彫刻作品の新作3点が発表されます。
2. 映像作品《My Home/s》初公開
ロンドン、ニューヨーク、ソウルという異なる文化間を行き来する作家の視点をとらえた映像作品が日本で初公開されます。
3. 十和田市現代美術館常設作品《コーズ・アンド・エフェクト》(2008)との共鳴
個と社会をテーマに制作された《コーズ・アンド・エフェクト》が、スゥの他の作品と共鳴しあい新しいイメージを想起させます。
[図録]
「 スゥ・ドーホー:パサージュ 」
企画・発行:十和田市現代美術館
発行日:2018年7月14日
サイズ:A5サイズ(52ページ)
価格:1,620円(税込)
待望の展覧会公式カタログが完成しました。
本展覧会の作品がすべて収録されており、テキストから作家略歴を含めすべて日英バイリンガルとなっています。
テキスト:
南條史生[本展キュレーター/十和田市現代美術館 アドバイザー]
金澤韻 [本展キュレーター/十和田市現代美術館 学芸統括]
※十和田市現代美術館では、カフェ&ショップ cubeにて販売中です。
販売についてのお問い合わせはcube TEL:0176-22-7789 まで、
図録の内容についてのお問い合わせは美術館 TEL:0176-20-1127までご連絡くださいませ。
1.大規模な映像インスタレーション
ウェブサイトとして発表されているプログラム映像をコンピレーション(編集・構成)し、最も大きな企画展示室で空間展示します。没入感とともに、インターネットの世界の創造性と、ローゼンダールの絵画的な芸術をお楽しみいただけます。
2.新作のタペストリー作品
ローゼンダールが発表したChromeの拡張機能<Abstract Browsing>は、GmailやTwitterなどの有名なウェブサイトのビジュアルを抽象化するものです。ローゼンダールはその図像をタペストリー作品として展開しており、本展ではその最新作が展示されます。
3.英語俳句
展示室同士をつなぐ明るく長い廊下に、ローゼンダールが2013年から取り組んでいる言葉の芸術、俳句が空間展示されます。
4.インタラクティブ映像
ローゼンダールのウェブサイト作品の中には、鑑賞者がカーソルを動かして関与するインタラクティブなものもあります。本展でもそのうちのいくつかを紹介し、実際に手を動かして作品の動きを楽しめるように展示します。
★The Chain Museum の協力により、美術館外壁にHaikuを展示しています。
The Chain Museum は小さくユニークなミュージアムを世界にたくさんつくるプロジェクトです。
このローゼンダールの俳句に下句をつける、連句プロジェクトを実施中:http://www.thechainmuseum.art
[図録]
「 ラファエル・ローゼンダール:ジェネロシティ 寛容さの美学 」
企画・発行:十和田市現代美術館
発行日:2018年3月23日
サイズ:A4変形サイズ(32ページ)
価格:980円(税込)
待望の展覧会公式カタログが完成しました。
本展覧会の作品がすべて収録されており、エッセイから作家略歴を含めすべて日英バイリンガルとなっています。
エッセイ:
金澤韻 [十和田市現代美術館/学芸統括]
※十和田市現代美術館では、カフェ&ショップ cubeにて販売しています。
販売についてのお問い合わせはcube TEL:0176-22-7789 まで、
図録の内容についてのお問い合わせは美術館 TEL:0176-20-1127までご連絡くださいませ。
Mondriaan Fund
The Mondriaan Fund is the public fund for visual art and cultural heritage. All grant opportunities and activities are clustered in seven platforms, ranging from talent development to international presentations.