堀内悠希 展

十和田市現代美術館のサテライト会場spaceでは、2024年9月21日(土)–12月15日(日)の会期で、絵画やコラージュ、写真などを用いたインスタレーション作品を制作する堀内悠希の個展を開催します。
堀内は、過去の個人的な記憶の中の景観や感覚を、別の現象として再解釈して表現することで、ありえそうでありえない景色をspaceに生み出します。

【サテライト会場space】
十和田市現代美術館では2022年度より、アーティスト目[mé]による空き家を展示室へと改装した作品「space」を、美術館のサテライト会場として運営しています。ホワイトキューブの展示室が突如まちなかの建物の2階部分に出現したかのような「space」を拠点に、若手アーティストによる実験的な表現を紹介しています。

画像:個展「カンタム テレポーテーション」展示風景
2023 年 撮影:末長真

堀内悠希 展

十和田市現代美術館のサテライト会場spaceでは、2024年7月6日(土)– 9月8日(日)の会期で、パフォーマンスやアニメーション作家としても活動する尾角典子の個展を開催します。
尾角は、spaceという作品である展示室に出入りする鑑賞者と、体内に侵入し活動するウイルスとの共通点に注目しました。パンデミックを経て意識されようになったウイルスという存在を新たな視点から表しながら、近年の作品で扱ってきた人間とテクノロジーの関係をテーマにした新作を発表します。

【サテライト会場space】
十和田市現代美術館では2022年度より、アーティスト目[mé]による空き家を展示室へと改装した作品「space」を、美術館のサテライト会場として運営しています。ホワイトキューブの展示室が突如まちなかの建物の2階部分に出現したかのような「space」を拠点に、若手アーティストによる実験的な表現を紹介しています。

画像:《That Long Moonless Chase / その長い月のない追跡》
2023年 撮影:Yuji Oku

堀内悠希 展

ベルリンを拠点に領域横断的に活動するアーティスト谷中佑輔の美術館初個展

十和田市現代美術館では、2024年12月7日(土) – 2025年3月23日(日)まで、アーティスト 谷中佑輔の個展を開催します。
ベルリンを拠点に活動する谷中佑輔は、人間の身体がどのように主体/媒体として、ものや環境、他者に作用し/作用されるかに関心を持ち、彫刻、ダンス、パフォーマンスなど多様な領域を横断する表現活動を行なってきました。
美術館での初個展となる本展では、谷中が近年取り組んでいる、普遍的な物質が身体に作用する際に現れる差異というテーマについて、新作インスタレーションを発表します。重力や空気といった普遍的な力や物質は、障害のある身体と健常な身体にどのような形で作用し、またその差異によってどのような社会構造が生み出され、そして私たちはその構造にどのように応答することが可能なのでしょうか。会期中には、インスタレーション内でパフォーマンスも行います。くわえて、作家が継続的に取り組んでいる身体彫刻のシリーズから新たな素材を用いた新作を展示するほか、新作のためのドローイングなども展示し、作家の表現の特徴を包括的に感じられる展覧会となります。

※画像: 《Gallop》2022年
ダンス、90分
撮影:Urska Boljkovac