お知らせ | 2021年06月06日 (日)

水尻 自子 新作アニメーション作品《不安な体》カンヌ国際映画祭「監督週間」での上映決定!

この度、2022年1月22日(土)から5月29日(日)に開催する、Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」展 第3期に出展するために、十和田市現代美術館が制作を委託した水尻 自子による新作アニメーション作品《不安な体》が、世界三大映画祭の一つであるカンヌ国際映画祭「監督週間」で上映されることが決定しました。「監督週間」はフランス監督協会が主催するカンヌ国際映画祭の併設部門で、強い作家性が重要視される若手監督の登竜門とされています。50年以上の歴史を持ち、日本では北野武、細田守、高畑勲など、名だたる監督が選出されています。

<水尻自子(本作品監督)よりコメント>
歴史ある映画祭に選んでいただき、とても光栄に思います。今後、十和田での展示に先駆けて海外での上映がスタートするわけですが、この作品はヒトの身体にとって普遍的な感覚を意識して作っているので、海外でも日本でも同じように楽しんでもらえればいいなと思います。

《不安な体》は、第74回カンヌ国際映画祭監督週間[2021年7月7日(火)-17日(土)]にて上映。国内では「インター + プレイ」展第3期にて初披露となります。
※《不安な体》予告編はこちら

水尻自子(みずしり・よりこ)プロフィール
映像作家。1984年青森県十和田市生まれ。体の一部や身近な物体をモチーフにした感触的なアニメーションを制作する。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 新人賞、ベルリン国際映画祭 短編コンペティション正式出品など、国内外の映画祭で上映・受賞多数。

不安な体 クレジット
2021年/5分47秒/フランス=日本
監督・絵コンテ・アニメーション・編集:水尻自子
音楽:本田ゆか
プロデューサー:エマニュエル=アラン・レナール、ピエール・バウアッソン(以上MIYUプロダクション)、土居伸彰(ニューディアー)
コミッション:十和田市現代美術館

十和田市現代美術館 企画展 Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」展 第3期[会期:2022年1月22日(土)― 5月29日(日)]


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