お知らせ | 2021年11月30日 (火)

新たな常設展示レアンドロ・エルリッヒ作品公開のお知らせ

入れ替え

体験型の大規模インスタレーション《建物》シリーズが世界初の常設展示に
レアンドロ・エルリッヒ《建物—ブエノスアイレス》 2021年12月1日(水)より公開

十和田市現代美術館では、十和田市のまちを美術館にするプロジェクト“Arts Towada”が10周年を迎えたことを機に、2021年、開館以来初の常設作品の入れ替え、展示室の増築、寄託された作品の展示を行なっています。
2021年4月には、常設展示作品を入れ替えて塩田千春の新作《水の記憶》を、寄託作品として名和晃平《PixCell-Deer#52》を公開しています。そして12月1日(水)には、常設展示作品 レアンドロ・エルリッヒ《建物—ブエノスアイレス》が、春より建設を進めてまいりました新たな展示室とともに公開となります。

レアンドロ・エルリッヒ(アルゼンチン出身)は体験型の大規模なインスタレーション作品で知られ、当館では代表作《建物》のシリーズを世界で初めて常設作品として展示します。建物と一体化し、作品に入り込むような体験ができる仕掛けは、鑑賞者が作品に関与するという既存コレクションとの親和性が高く、当館の持つ特徴をさらに際立たせより豊かな鑑賞体験を提供します。

コロナ禍において美術館の持つコレクションの役割や意義が再認識される今、当館の主体であるコレクションの重要性を改めて考え、今後も更新を続けていきます。

※展示室への行き方・MAPはこちら
 美術館建物の裏にある駐車場奥の展示室に設置されているため、チケット購入後に外へ出ていただく必要がございます。館内には再入場可能です。

十和田市現代美術館2021年度公開の常設・寄託作品
■常設作品
2021年4月1日(木)より公開中:塩田 千春《水の記憶》
2021年12月1日(水)より公開:レアンドロ・エルリッヒ《建物—ブエノスアイレス》
■寄託作品
2021年4月1日(木)から2023年9月まで展示予定:名和 晃平《PixCell-Deer#52》

画像:レアンドロ・エルリッヒ《建物—ブエノスアイレス》
撮影:小山田邦哉


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