お知らせ | 2021年06月18日 (金)
2020年7月23日に始まった「インター + プレイ」展は、2年にわたり3期に分けて開催していますが、出品作品の1つである鈴木康広の作品《はじまりの果実》は全期にわたって展示しています。《はじまりの果実》の切り株の年輪は波紋に見立てられ、切り株の上部は水面でもあります。水面は鏡のように物を反射させます。これまでは、空から水面に落下している様子が、残像として7つのりんごで表現されていました。
展覧会会期の折り返し地点(6月22日)で、7つのりんごが期間限定で1つになります。鈴木は、会期の時間軸をりんごの落下の時間軸と重ね合わせ、会期の半分を水面の位置とし、りんごが水面まで達し残像が消えた状態を、1つのりんごで表現しています。
切り株の上にある1つのりんごはどのように落ちて来たのでしょうか、目で捉えられていた残像のりんごはどこにいったのでしょう、りんごの中に入っているのでしょうか。想像しながら鑑賞してみてください。
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第1期
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第2期
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第3期
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エレビスタ株式会社が運営する『ななめうえトラベル』にて十和田市現代美術館をご紹介いただきました。
「Arts Towada計画」の中核を担う「十和田市現代美術館」のななめうえな魅力!
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