プロジェクト
概要
14-54にて、アーティスト・津田翔平による展覧会「ACTIVE IMAGINATIONS」を開催します。
津田はこれまで、実験的な建築プロジェクトをはじめ、独自の視点で地域性を読み解いたインスタレーション作品や、音楽家のCDジャケットデザイン、ノイズレーベルの運営、ワークショップなど、幅広いジャンルで活動してきました。
本展示会場14-54にあるライブラリースペースのシンボルとなっている本棚は、昨年度開催されたワークショップで津田と中高生たちが制作したものです。
「ACTIVE IMAGINATIONS」という本展のタイトルは、心理学者のカール・グスタフ・ユング(C.G.Jung, 1875-1961)が創始した分析心理学の臨床技法の一つ、アクティブ・イマジネーション(意識領域から無意識領域を能動的に探索する方法)からきています。
本展は、作家が十和田市に滞在期間中に様々なメディアを通して意識/無意識を反復し、想像を繰り返して生まれた新作のみで構成された空間となります。ここでの体験は、私たちが普段何気なく行っている「想像する行為」の可能性を広げることでしょう。
オープンスタジオとして、2月13日から2月15日までの3日間は作家の制作風景を一般公開します。
また会期中に開催するワークショップでは、本展に関連した作品づくりを体験できます。
皆さま、ぜひご参加ください。
津田翔平|Shohei Tsuda
1986年東京都生まれ/茨城県在住。
美術家、グラフィックデザイナー、ノイズレーベルUNNOISELESS主宰。空間における個人の存在を探究する実験や、既にそこに在る事象を志向/拡張することで意識と無意識を反転させる作家。多次元空間を紡ぎ出すかの様に制作された作品群には、一貫して解体/測量/再構築といわれる建築的要素が含まれている。表現方法は建築・インスタレーション・絵画・彫刻・映像・音楽・ライブパフォーマンス・グラフィックデザイン・ノイズ音源のリリースなど多岐にわたる。
www.shoheitsuda.net