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2021年12月10日(金) 11:00 - 12:00
十和田市現代美術館のボランティア「げんびサポーター」による来館者向け鑑賞プログラム【げんびさんぽ】が、新たに始まります。
【げんびさんぽ】では、「作品にひとつの決まった答えはない」という前提のもと、「これは何だろう?」「こんな風に感じる!」など、参加者それぞれの疑問や発見をおしゃべりしながら作品を見ていきます。散歩をしながら新しい景色に出会うように、【げんびさんぽ】で、自分とは異なる視点や考え方と出会い、作品の新たな魅力を発見してみませんか?
初回となる12月10日(金/市民無料デー)は、ロン・ミュエクの《スタンディング・ウーマン》の鑑賞を予定しています。
【げんびさんぽ】は、定期的に行っている学芸員によるギャラリートークと並び、来館者がより気軽に、そしてより深く作品を味わうことことのできる取り組みとして、以降も毎回1作品にスポットを当てて鑑賞を行う予定にしています(回によっては複数作品を鑑賞する場合もあります)。
げんびサポーターは、一緒に活動するメンバーを募集中です!
興味のある方、どうぞお気軽にお問合せください。お待ちしております。
※げんびサポーターの詳細・お申し込みはこちら。
名称
会期・日時
会場
十和田市現代美術館 常設展示室
対象
どなたでも
料金
無料 ※要常設展チケット/十和田市民の方は市民無料デーのため不要
定員
10名(事前予約優先/先着順)
お申し込み
定員につき受付終了いたしました(2021年12月3日)。
参加希望の方は、『新型コロナウイルス感染防止対策とお願い』をご一読くださり、ご理解とご協力をお願いいたします。
鑑賞プログラムのご紹介
※同日、同じ時間帯で、学芸員による企画展ギャラリートークも開催されます。
学芸員が企画展の「インター + プレイ」展 第2期を解説いたします。
▶イベント詳細はこちら。
初回となる今回は、10代から60代までの13名が参加してくださり、ロン・ミュエクの《スタンディング・ウーマン》を鑑賞しました。げんびサポーターは、「アートコミュニケーター」として参加者同士のコミュニケーションを促す役割を担い、参加者が作品から受けた印象や発見、疑問などを丁寧に聞き出しながら全体に共有したり、「作品と同じ体勢をして、どういう状況なのか想像してみて!」などと投げかけながら、鑑賞を進めていきました。
参加者からは「これまでに何度も作品を見ていたが、今回、他の人の話を聞いて初めて気づいたことがあった」「自分にない見方の発見により、鑑賞の幅が広がった」「(参加者)それぞれの人生の歩みを垣間見ることができた」などの声がありました。年齢やバックグラウンドの異なるさまざまな人との鑑賞が、自分自身の見方を広げ、新たな気づきや豊かな時間を生み出したようです。
「げんびさんぽ」はこれからも、毎回1作品にスポットを当てて行う予定にしています。
違う作品ではもちろんのこと、同じ作品でも参加者が変われば鑑賞の内容もまた変わりますので、何度参加しても楽しめるプログラムです!まずはお気軽にご参加ください!