ストリートファニチャー
マウントフジアーキテクツスタジオ
「街中にはアートが、透明な空気の中で、いつも舞い散っている」。建築家ユニットである彼らが、十和田を訪れた時に抱いたそんな印象を、ステンレスのかけらが重なり合うようなベンチに表現しました。私たちは、ベンチに座りながら鏡のような座面に映り込む十和田の四季の断片を体験することができます。身近にある環境、日常の美しさをあらためて感じられる作品です。
撮影:小山田邦哉
マウントフジアーキテクツスタジオ
2004年に原田真宏と原田麻魚によって設立された設計事務所。建築デザインを中心としながら、東北震災の復興都市計画や、伝統技術を生かしたプロダクトデザインまでスケール横断的なデザイン活動を繰り広げている。代表作に《XXXX》(2003)、《Tree house》(2009)、《PLUS》(2009)、《海辺の家》(2013)などの住宅、集合住宅《Seto》(2013)、教育施設《知立アフタースクール》(2016)、《道の駅ましこ》(2016)、《TRUNK HOTEL》(2017)など。
制作年:2010
素材:ステンレススチール
サイズ(W×D×H):1350×330×45 cm(単体のユニット 45×45×45 cm)