常設作品

光の橋

アナ・ラウラ・アラエズ


作品について

 六角形の台座を平行に倒したような形の《光の橋》は、トンネルのようにも見えながら、横になった人の身体と捉えることもできます。幾何学的な形の彫刻作品でありながら、開かれた通路のような機能を持ち、外側からだけでなく、内側からも作品を観察することができます。柔らかな音楽によって彫刻作品の内部に招かれる体験は、鑑賞者と作品の関係性を変化させ、私たちが持つ従来の彫刻のイメージを覆します。
 《光の橋》は、アナ・ラウラ・アラエズが、活動の初期から持つ「彫刻とは何か」という問いを含んでいます。きわめて芸術的なテーマであると同時に、伝統的な彫刻作品に深くかかわる男性的な概念である強さ、硬さ、荒々しい身体性など、社会のさまざまな場面で要求されるイメージに対する疑念でもあります。
 固定化された概念を解体する試みは、本来あるべき社会の姿を提唱しているようでもあります。


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