美術館

ウォール・ペインティング / ミラー

フェデリコ・エレーロ


作品について

屋上まで続く階段空間に、あざやかな色と形がひしめき重なり合っています。ところどころに目玉を思わせるような絵柄が描かれており、まるで生き物たちがこちらをうかがっているようにも感じられます。徐々に変化する色調を追って、市内の風景を望む屋上へ出ると、空と呼応するような水色が足もと一面に広がります。エレーロが十和田に滞在し、この地で感じた印象を交えながら即興的に描いた2つの作品です。

《ウォール・ペインティング》
撮影:小山田邦哉


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