美術館

アッタ

椿昇


作品について

巨大化した虫型のロボットを思わせる真っ赤な体。地面を強くつかむように立つ長い足、鋭いあごに吊り上がった大きな目など、どこか攻撃的ないでたちでこちらを見つめています。永世中立国である中米のコスタリカに生息し「農耕をするアリ」とも呼ばれるハキリアリ(学名:Atta cephalotes)をモチーフとしたこの作品は、地球上の資源を奪い続け、大量消費を止めない人間に警告を与えているようでもあります。

撮影:小山田邦哉


アーティスト


作品情報


美術館


まちなか常設展示


ストリートファニチャー


現在非公開の収蔵品


紀要